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マーベル「ロキ」海外レビュー ─ 「トム・ヒドルストンが良すぎ」タイムトラベル探偵ドラマとしての高評価も

ロキ
(C)2021 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)新たなドラマシリーズロキが、2021年6月9日よりディズニープラス(Disney+)で日米同時配信となる。これまで恒例となっていた金曜日の配信ではなく、今回は水曜日のデビューとなるが、スケジュールのチェックは大丈夫かな?

期待の本作、海外では第1話と第2話の先行試写が行われたようだ。さっそく鑑賞した海外メディア関係者は、その興奮をTwitterで続々と報告している。主演トム・ヒドルストンへの絶賛評から、ドラマで描かれる「タイムトラベル」に関する所感まで。ネタバレはないから、まずはこれらのコメントをチェックして、第1話に向けての気分を高めよう。

「ロキ」第1話&第2話、海外レビュー・評価

スティーブン・ワインストローブ(Collider)

「『ロキ』最初の2話は素晴らしい。やっぱりトム・ヒドルストンはこの役にピッタリ。しかも、MCUが新方向に進んでいるところも最高。ロキが主導権を握るのではなく、ロキが状況を把握しようとしているのを見る感じ。」

ロブ・ケイエス(ScreenRant)

マーベルの『ロキ』最初の2話を観たけど、ハマる。第1話は下準備で、2話でまとまってくる感じ。『リック・アンド・モーティ』っぽさ(それと新しいレイヤー)がMCUに持ち込まれている。トム・ヒドルストンにはオーウェン・ウィルソンのメビウスという相手が現れて、この2人の共演なら今度数シーズンは見ていたい。

マーベルのタイムトラベルのルールや説明には今も大きな謎が残る。TVAがすごく奇妙で、まだ謎に包まれたところもあるので、今後大きな展開や詳しいディティールに繋がってくれるといい。」

 ブランドン・カッツ(Observer)

「『ワンダヴィジョン』はミステリーボックスのようなものだったし、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』は人種やレガシーへの声明を出していた。『ロキ』は、少なくとも最初の2話だけ観た限りだと、これまでのマーベル・シリーズの中で、最も純粋なエンタメをやっていると思う。大胆なアクションコメディ。」

「タイムトラベルを扱った、スクリューボール(=テンポのよい喜劇)・探偵物語で、MCUのマルチバース要素に新たなフォーカスも当てている。ドヤ顔の、斜に構えたフーダニットものって感じ。」

※フーダニット:誰が犯行を行ったか(Who done it)の謎解きを行うミステリー用語。

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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