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MCUテーマパーク『アベンジャーズ・キャンパス』オープン、スパイダーマン空を舞う

https://twitter.com/Disneyland/status/1401222286112329730

米カリフォルニアのディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークにマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初のテーマパーク「アベンジャーズ・キャンパス」が現地時間2021年6月4日、オープンとなった。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギやキャスト陣が登場するオープニングセレモニーも開催されていた。

Deadlineは、早速訪れた一般客によるツイート報告を紹介。現地は大盛況のようで、ソーシャルディスタンスを保ちながら延々と続く入場待ちの行列の様子や、「3時間15分並んで、やっと『アベンジャーズ・キャンパス』に入れた!すごい空間だ!で、今はまた『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のアトラクションに並んでいる」といった声が報告されている。

また、パーク内のマーベル・ヒーローたちの姿をとらえた映像も。とりわけ驚かされるのはスパイダーマンのアクロバットだ。スイングして大ジャンプする姿も確認できるが、この部分は生身の人間ではなく「スタントロニック・ロボット」によるもの。ちなみにスパイダーマンの権利はソニー・ピクチャーズが有しているため、パーク内に登場するスパイダーマンのコスチュームやロゴは全て独自仕様なのだという。

さらに、「Ancient Sanctum」からドクター・ストレンジが登場する姿や、ドーラミラージュによるパフォーマンスも伝えられている。

Colliderはマスコミ向けプレビューでパークを訪れた様子を報告。スパイダーマンのアトラクション「WEB SLINGERS: A Spider-Man Adventure」内には様々な小ネタがあるといい、「何度か乗ったが、建物の中を歩く度に新たな発見があった」と記している。

そのマーベルらしさはアトラクション内のみならずパーク全体に散りばめられているようで、歩いていれば「振り向く度にイースターエッグが豊富にある」とも報告している。「本当にどこにでもイースターエッグがあるので、隅々まで目を離さないで」。

中でも気になるのが、パーク内ではマイルス・モラレスによるグラフィティも見つけられるという情報だ。マイルスといえばソニー・ピクチャーズ『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)の主人公だが、「アベンジャーズ・キャンパス」はMCUのテーマパーク。ここでマイルスの存在が示唆されているということは……?

Colliderが「ここは、MCU内の特定のタイムラインに制限されないスーパーヒーロー・ランド。つまり、“このスーパーヒーローの要素はない”、ということがない」と伝える一方で、米Varietyはケヴィン・ファイギがオープニング・セレモニーで語った「映画やドラマで精巧なセットを作っても、それらは一時的なもので、スクリーンの中にのみ存在します。しかしここでは、セットは永遠なのです」という言葉を紹介している。「アベンジャーズ・キャンパスの最も楽しいところは、永遠に完成しないということです。映画の世界が成長し進化するにつれて共に成長する、生きた空間なのです」。MCUの現タイムラインからは既に退場したはずのブラック・ウィドウやアイアンマン、スティーブ・ロジャース版キャプテン・アメリカも揃って登場できるのは「アベンジャーズ・キャンパス」ならではの魅力だ。

「アベンジャーズ・キャンパス」では、訪れる度に新たな出会いが楽しめそう。まずは一度でいいから行ってみたいものだ。

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Source:Deadline,Collider,Variety

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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