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「ロキ」第6話オープニングに一瞬映った宇宙船の正体とは

ロキ
(C)2021 Marvel

「ロキ」第6話のオープニング映像について触れています。

マーベル・シネマティック・ユニバースの作品といえば、おなじみのファンファーレと共に登場するMARVEL STUDIOSのオープニングロゴと共に幕を開ける。ところが「ロキ」最終話となる第6話のオープニングでは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』のラストシーンに起用された「It’s Been A Long, Long Time」と共に、これまでのMCUの様々な名台詞が散りばめられていた。ロキのイメージカラーである緑色に輝くロゴが映し出された後は、まるでマルチバースを予感させるかのように、カメラが太陽系を飛び出し、広大な宇宙を超次元的に旅する。

その折、宇宙船のようなものが画面に飛び込んでくるのだ。Disney+で確認する際には、01:59〜02:00の、わずか1秒に注目してほしい。

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これは、これまでのMCU作品では登場していないはずの機体。一体何の宇宙船で、何を意味するのか?

事情を知るはずの「ロキ」監督のケイト・ヘロンは米Slash Filmで、これが「今後に繋がるものなのか?」と尋ねられ、こんな意味深な言葉を返している。

「今後のため、というわけではありません。でも、マーベル・ファンなら認識するでしょう。よーく見ると……、過去のマーベルの物語(tales)のものですよ」。

「過去のマーベルの物語」と言われているが、これはMCU作品に限らず、コミックやアニメなどあらゆるマーベル作品を指すのだろう。ファンの間では『ファンタスティック・フォー』や『X-MEN』など、今後MCUに合流するシリーズとの関連性が推理されている。

しかし気になるのは、この宇宙船が登場したタイミングだ。このオープニング映像で宇宙船は我々の太陽系の周囲を飛んでいたから、少なくともMCUと同世界に存在する、つまりマルチバースによる別世界のものではないものと考えられる。今後のMCUで『ファンタスティック・フォー』や『X-MEN』がどう登場するのかは全く分からないが、もしも彼らが別世界からやってくるという設定なら、なぜその宇宙船が我々と同じ銀河を飛んでいたのかは謎だ。

もっとも、MCUにはまだまだ我々の知らない世界があるのも事実。アベンジャーズとは別で、人知れず人類を見守ってきた『エターナルズ』の謎もまだ解明されていないのだ。この宇宙船にも、何か秘密が隠されていたりして……?

Source:Slashfilm

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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