トム・ヒドルストンから愛読の詩集を贈られた「ロキ」作曲家「すごく嬉しかった」 ─ 「僕のアイデアをメールしたいんだ」と言われ

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ドラマ「ロキ」で作曲を務めるナタリー・ホルトは、シーズン2で主演のトム・ヒドルストンが影響を受けたという詩集を本人からプレゼントされていたそうだ。その心温まる舞台裏エピソードを披露している。
シーズン1から作曲家として続投するだけでなく、シーズン2第3話『1893』では端役出演もしたホルト。米Colliderのインタビューでヒドルストンから貰ったプレゼントについて言及した。
「パインウッドの撮影現場にいたとき、トムと話をしたんです。彼は自分の役の撮影が終わったところで、私は作曲に取りかかったところだったので、すごく素敵な会話が出来ました。
トムが、シーズン2で彼にインスピレーションを与えた詩集を私にくれたんです。すごく嬉しかったし、彼に“役に立つかもしれないから、僕のアイデアをメールしたいんだ”と言われました。
それはT・S・エリオットの『四つの四重奏曲』で、時間についての詩集でした。トムは、すごく思慮深い俳優で思いやりのある人です。彼はキャラクターに多くを注ぎ、番組のプロデューサーでもあるので、この番組の成功はトムのおかげだと思います。」
4つの詩編から成る『四つの四重奏曲』は、人間の存在における様々な側面、時間と歴史、そして意義や精神的な悟りを探求し、哲学的なテーマで綴られている。「ロキ」ではヒドルストン演じるロキがTVA(時間変異取締局)に協力し、神聖時間軸を守るために奔走する姿が描かれるため、エリオットの詩集は番組のテーマに共鳴している言えるだろう。
ホルトが手がける楽曲は、手を触れずに演奏できる楽器「テルミン」にインスパイアされているそうだ。もしかしたらホルトも、ヒドルストンから贈られた詩集を読んで、曲作りのプロセスで影響を受けたのかもしれない。
「ロキ」シーズン2はディズニープラスで配信中。
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Source:Collider