「ロキ」シーズン2、ヴィラン役の俳優が判明 ─ 『グリーン・ナイト』「ゲーム・オブ・スローンズ」出演
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ロキ」シーズン2でヴィランを演じる俳優が判明した。米Deadlineが報じている。
「ロキ」シーズン1は、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)を経てTVA(時間変異取締局)に捕らえられたロキが、メビウス捜査官を相棒に、神聖時間軸から分岐したマルチバースを修正していく物語だった。最終話にはジョナサン・メジャース演じる“在り続ける者”が登場したが、どうやらシーズン2の物語はさらに異なる方向に進んでいくようだ。
報道によると、シーズン2でヴィランを演じるのは「ゲーム・オブ・スローンズ」ライサ・アリン(ライサ・タリー)役のケイト・ディッキー。近作にデヴィッド・ロウリー監督『グリーン・ナイト』(2021、日2022)の女王役や、『ノースマン 導かれし復讐者』(2023年1月20日公開)があるほか、アニャ・テイラー=ジョイ主演『ウィッチ』(2015)に出演。『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)にもファースト・オーダーの一員として登場している。
もっとも、現時点ではケイトがどんなキャラクターを演じるのか、どれくらいの出番なのか、そして“在り続ける者”や『アントマン&ワスプ:クアントマニア』で初登場する征服者カーンとどんな関係性にあるのかは不明。全貌は配信開始を待つほかない。
ケイトのほか、シーズン2には新キャストとして『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』(1984)『グーニーズ』(1985)などで子役として活躍し、話題作『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』(2023年3月3日公開)で大きな注目を浴びたキー・ホイ・クアン、『ブラインドスポッティング』(2018)のラファエル・カザルが参加。
シーズン1からは、ロキ役で主演するトム・ヒドルストンをはじめ、メビウス役のオーウェン・ウィルソンとラヴォーナ・レンスレイヤー役のググ・バサ=ロー、TVA職員・ケイシー役のユージン・コルデロ、ミス・ミニッツの声優であるタラ・ストロングが復帰する。監督は「ムーンナイト」(2022)のジャスティン・ベンソン&アーロン・ムーアヘッド、脚本はシーズン1に参加したエリック・マーティン。前シーズンを手がけたマイケル・ウォルドロンが製作総指揮を務める。
ドラマ「ロキ」シーズン2は、2023年夏にディズニープラスで独占配信予定。
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Source: Deadline