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ロキは共有できる役?トム・ヒドルストン、「私は一時的なたいまつ持ち」

マーベル ドラマ「ロキ」
(C)2021 Marvel

トム・ヒドルストンは、『マイティ・ソー』(2011)から現在に至るまで、ソーの義弟として変幻自在に他人に化け、巧みな話術で人の心を操る裏切り王子、ロキ役を演じてきた。ドラマ「ロキ」(2021-)ではマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品として初主演を務め、こちらはシーズン2の製作が決定済み。ヒドルストンはロキ役として、MCUを引き続き牽引していくことになるわけだが、本人はそれが永遠に続くものとは思っていないようだ。

Varietyにてヒドルストンは、ロキ役としての現状について、「私は一時的なたいまつ持ち(torchbearer)なんです」と説明している。Disney+のドラマ「ロキ」ではロキが、”キッド・ロキ”、“クラシック・ロキ”、“ボーストフル・ロキ”、“アリゲーター・ロキ”などの変異体たちと出会う物語が描かれ、それぞれヒドルストンとは異なる俳優・動物が演じていた。

ロキ
(C)2021 Marvel

素晴らしい役です」というヒドルストンは、「ロキは何世紀も前からここにいて、これから何世紀も先まで存在しつづけるでしょう。そのシルエットに僕はいま足を踏み入れているだけなんです」と持論を展開している。つまりヒドルストンは、ロキというキャラクターはすでに自分だけのものではなく、人種・年齢問わずに共有可能な役だと考えているわけだ。

一方で、「ロキ」シーズン1が最終回を迎えた直後、ヒドルストンは、「ロキを一生演じてほしいと言われたら、どうしますか?」といった質問を受け、「もちろん」と回答。10年以上にわたり演じてきたロキについては、「さまざまな側面があり、複雑な特徴を持っているので、演じるたびに新しい発見があったり、彼を進化させたり、これまでにない道を歩ませたりすることが出来ると思います」と述べていた。ヒドルストンのロキをはじめ、たくさんのロキが活躍する作品や展開に期待したいところだ。

Source: Variety

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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