ロキとソーは再会できるのか? ─ 「いつか誰かが伝えないといけない」、「ロキ」プロデューサーが切望

アスガルドの“兄弟”、ソーとロキが最後に顔を合わせたのは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)。それも、長きにわたる対立を乗り越えいよいよ志を共にするとなった矢先、敵に殺される弟をなす術なしの兄が見届けるという、悲劇的な最後となった。
ソーは、まさかロキの変異体が、ドラマ「ロキ」の時間が存在しない未知の領域で強大な敵と戦っていることなど露知らず。サノスとの戦いで一度は戦意喪失してブクブクに太るも、なんとか復活し、自分探しの旅へ出発したソーは、敵の娘を引き取って現在は父親業に専念中だ。
今や全く別の人生を歩むソーとロキ。再会の日はやってくるのだろうか。米Comicbook.comに登場したドラマ「ロキ」の製作総指揮ケヴィン・ライトは、これを強く望んでいる。
「そうなってほしいと常に願っています。いつかある時点で、誰かが伝えなければいけない物語です。ロキもソーも今や全く違う人ですから。興味深いなと思うのは、2人は奇妙なほど異なりますが、お互いの中には深い内面的な理解がある。とても美しく、クールなことになり得ますよね。」
ソーもロキも『インフィニティ・ウォー』での別れののち、大切な存在ができた。今は2人とも、それらを守るために一つの場所に留まっている。特にロキは「ロキ」シーズン2を経て、大いなる目的のために人智を超えた存在となった。再会の日が来るとすれば、それはロキに再び大きな変化が訪れたということでもある。

ロキを演じたトム・ヒドルストンは、さっそくロキ再登場の可能性について言及し、前向きなコメントを残した。一方のソーも『ソー:ラブ&サンダー』(2022)の展開からMCU再登場が期待されている。再会の日が訪れるのかどうかは未知数だが、2人の世界は確実につながっている。今は首を長くして待ちたい。
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Source:Comicbook.com