トム・ヒドルストン、「ロキ」シーズン2でマーベル卒業?再登場の可能性を示唆
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)ドラマ「ロキ」シーズン2が第6話『大いなる目的』をもって完結した。劇中ではロキが役目を果たすような展開を迎え、演じるトム・ヒドルストンもトーク番組で「僕の14年のMCU人生の集大成」と発言したことから、もしやロキ役を演じるのはこれで最後になるのではないかとの声がある。
しかしヒドルストンは、これをやんわり否定。米Comicbook.comに対し、「僕はこれまで、少なくとも2回はお別れがありましたよね」とコメント。ロキといえば『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013)で死を欺き、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)ではサノスに殺されたが、別タイムラインとして再登場している。
ヒドルストンはマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギやルイス・デスポジート、ヴィクトリア・アロンソといった製作陣に「本当にありがとうございました、一生に一度の大役でした」という感謝の手紙を送ったそうだ。すると彼らからは、「いつでも会いに来てください。あなたは家族の一員です。私たちはいつでもここにいます。あなたは私たちに多くのものを与えてくれ、涙を分かち合ってくれました」との返事があったという。「だから、現時点で結論づけるのは賢明ではないと思いますよ」と、ヒドルストンはカムバックの可能性を示唆した。
現時点でヒドルストンがロキ役を再演する予定は伝えられていない。「ロキ」シーズン2のフィナーレでは、マーベル作品ではお馴染みの「ロキは帰ってくる──」といったテロップも登場しなかった。もっとも、ドラマではロキがより重要な立場にステップアップしたことから、今後はどのような形でも物語に関わることができるだろう。今や数少ない古参キャラクターのひとり、これからもその姿を拝みたいものだ。
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Source:Comicbook.com