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『マイティ・ソー』ロキ単独ドラマ、トム・ヒドルストンの主演が確定 ─ 「Disney+」詳細発表で正式告知

マイティ・ソー バトルロイヤル
© Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

米ウォルト・ディズニー・カンパニー/マーベル・スタジオは、『マイティ・ソー』雷神ソーの弟、ロキを主人公とするドラマシリーズ「ロキ(邦題未定、原題:Loki)」で、トム・ヒドルストンが主演を務めることを正式に発表した。

2019年4月11日(米国時間)、ディズニーは自社の新映像配信サービス「Disney+」の詳細情報を発表。ヒドルストンの主演はその中で告知されたもので、出演者の情報が正式に発表されたのは今回が初めてとなる。

“悪戯の神”ロキの単独ドラマは、「トリックスターであり、容姿を自在に変化させる能力を持つロキが、人類史のあちこちに登場しては歴史上の出来事に思わぬ影響を与えていく」というストーリー。かねてよりロキ役にはヒドルストンが続投するものとみられていたが、これまでには「ロキの若き日々を描くものになる」、「容姿を自在に変化させるために演じる俳優が複数人になる」などといった予想も繰り広げられてきた。ヒドルストンが主演を務めることが発表されたことで、ひとまず安心した方も少なくはないだろう。

ショーランナー兼脚本家、エグゼクティブ・プロデューサーを務めるのは、アニメ「リック・アンド・モーティ」(2013-)に携わるマイケル・ウォルドロン。プロットといい人選といい、粋でシニカルな笑いをもってロキ&ヒドルストンの魅力を引き出してくれるシリーズになりそうだ。

「Disney+」ではロキのほか、バッキー・バーンズとファルコン、スカーレット・ウィッチとヴィジョンの単独ドラマも製作される予定。クリント・バートン/ホークアイの単独ドラマ化企画も報じられている。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、一連のドラマシリーズが『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年4月26日公開)以後のマーベル・シネマティック・ユニバースにおいて重要な役割を担うことを明言済み。それぞれのストーリーは、従来のMCUにも深く関係することになるという。

ディズニーの新映像配信サービス「Disney+」は米国にて2019年11月12日にサービス開始。「ロキ(邦題未定、原題:Loki)」の配信時期は未定。

「Disney+」サービス詳細はこちらの記事で

Source: Disney

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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