『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』子役陣、続編の大人版キャストとそれぞれ対面を果たしていた

映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)ルーザーズ・クラブの子役陣が、続編『It: Chapter Two(原題)』でそれぞれの役の「大人版」と対面を果たしていたことがわかった。一作目で少年エディ・カスプブラクを演じたジャック・ディラン・グレイザーが、米Entertainment Weeklyのインタビューにて語っている。

ジャックが明かしたところによれば、前作の子役陣は続編の撮影にはまだ入っておらず、出演者陣で集まって台本の読み合わせを行ったところだという。「凄く良い脚本だったということは保証しますよ」とのことだ。
「『IT2』のお話は難しいんですよ。あまり言えることがありませんから」と語るジャックだが、ルーザーズ・クラブの少年少女が、豪華キャストによる「大人版」のキャストとそれぞれの時間を過ごしていたことを明かしている。
「トロントで読み合わせに参加したとき、みんなで揃ってランチに出掛けたんです。すると2017年の『イット』第一作目の演技コーチがやってきて、“ねぇ、みんなで自分たちの大人版キャストと話すカップリングパーティー(speed dating)をやろうよ”と提案されたんです。実際にそうしたんですけど、自分の役の大人版キャストとお話ししただけで、他のキャスト陣とはあまり話せませんでいた。僕は、PJ(=ジャックに代わって大人版エディを演じるジェームズ・ランソンの別名)について色々と知ることができました。」
ルーザーズ・クラブの少年少女と、殺人ピエロ「ペニーワイズ」との恐怖の対決を描いた『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の続編では、27年後のデリーを舞台に、大人になったルーザーズ・クラブが再びペニーワイズに挑む様子を描く。
大人版キャストは既に発表されており、ジャックが演じたエディ・カスプブラク役をジェームズ・ランソンが演じる。リーダーのビル・デンブロウ役にはジェームズ・マカヴォイ(『X-MEN』シリーズ)、ベバリー・マーシュ役にジェシカ・チャステイン(2018年『モリーズ・ゲーム』)、リッチー・トージア役にビル・ヘイダー(『スター・ウォーズ』BB-8声優)、マイク・ハンロン役にアイザイア・ムスタファ、ベン・ハンスコム役にジェイ・ライアン、スタンリー・ユリス役のアンディ・ビーンといった豪華な面々が起用された。ペニーワイズ役には、ビル・スカルスガルドが再登板する。
本作の監督を務めるのは、前作に続いて、いまやホラー映画の次代を担う人物として確固たる評価を得ているアンディ・ムスキエティ。脚本も前作に続いてゲイリー・ダウバーマンが執筆する。撮影監督は『チリ33人 希望の軌跡』(2015)のチェコ・ヴァレス、美術は『シェイプ・オブ・ウォーター』(2017)でアカデミー賞を受賞したポール・D・オースターベリー、衣裳は同じく『シェイプ・オブ・ウォーター』のルイス・セケイラ、編集は前作からの再登板となるジェイソン・バランタインが担当する。
映画『It: Chapter Two(原題)』は、2019年9月6日より米国公開予定。『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』Blu-ray&DVDは、ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメントより発売中。