「『M3GAN/ミーガン5』くらいまであるかもしれない」と監督 ─ 『ターミネーター2』と重なったのは偶然?

『ターミネーター』や『ロッキー』など、アイデアを拡張させてシリーズを何作も連ねたハリウッド映画は少なくない。もしかしたら、『M3GAN/ミーガン』もこうした事例のひとつになるかも?
お友達AI人形ミーガンの狂気と暴走を描いた『M3GAN/ミーガン』(2022)の続編、『M3GAN/ミーガン 2.0』が2025年10月より日本公開だ。監督として続投するジェラルド・ジョンストンは米The Hollywood Repoterにて、シリーズが5作目まで発展するかもしれないとの楽しい可能性を示唆している。

「明日にも『M3GAN 3.0』のアイデアをプレゼンできますか?」とも冗談めいた質問に、ジョンストンは笑いながら「いや、できないです」と回答。「なぜなら、全てのアイデアを本作『M3GAN/ミーガン 2.0』に注ぎ込んだからです」としつつ、「成功したら、3部作の可能性も?」との問いに、次のように答えた。
「そうですね。でも、5作目があってもおかしくないかも。どうなるでしょう?もしかしたら5作目でまた戻ってくるかもしれませんね。」
『M3GAN/ミーガン 2.0』は、物語を一気にアップデート。前作では恐怖のAI人形として家族を襲ったが、2作目では味方になる展開に。ミーガンの技術を基に作られた新しい殺人兵器アメリアが暴走する中、彼女を倒すために強化アップデートを施されて立ち向かうという展開だ。
1作目の殺人ロボットが2作目では味方につくという流れは、『ターミネーター2』とよく似ている。もっともジョンストンによれば、本作のコンセプトは『ターミネーター2』を特別に意識したわけではなく、「ミーガンの贖罪物語」に集中して考えた結果、『ターミネーター2』と重なったそう。「これもジェームズ・キャメロンが先にやっていたか」と、ジョンストンも驚いたそうだ。また、『ターミネーター2』でT-800はジョン・コナーを守るようプログラムされているが、ミーガンは悪意を持つマシンを題材にしているため、核となる部分が異なっていると話している。
『M3GAN/ミーガン 2.0』は2025年10月10日より日本公開。
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Source:The Hollywood Repoter