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『マッドマックス:フュリオサ』新たなイモータン・ジョー役が判明 ─ 『マトリックス』俳優、亡きヒュー・キース・バーンの後任を立候補

マッドマックス:フュリオサ
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『マッドマックス』シリーズ最新作『マッドマックス:フュリオサ』でイモータン・ジョー役を演じる俳優が明らかになった。2020年、前シリーズで同役を演じたヒュー・キース・バーンが逝去したことを受けて、後任への注目が集まっていた。

Empireによれば、『マッドマックス:フュリオサ』でイモータン・ジョーに起用されたのはオーストラリア出身の俳優、ラッキー・ヒューム。母国を拠点に活動する一方、『マトリックス』シリーズや「プリーチャー」(2016-2019)といったハリウッドの作品にも断続的に出演している。

Lachy Hulme
Photo by Eva Rinaldi https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Lachy_Hulme_@_File-GQ_Men_of_the_year_awards_2012_(8182114606).jpg

現在52歳のヒュームは『マッドマックス:フュリオサ』の監督を務めるジョージ・ミラーと親しい友人の間柄だといい、『アラビアンナイト 三千年の願い』(2022)からの連続タッグとなる。もっとも、当初はイモータン・ジョー役ではなく、クリス・ヘムズワース演じるウォーロード・ディメンタス将軍率いるギャング集団のひとりとして起用されていたという。

ヒュームがEmpireに話したことによれば、ミラー監督はイモータン・ジョー役を演じたヒュー・キース・バーンのリキャストを行うつもりはなく、スタンドダブルを起用しようと考えていたそう。主要撮影が開始される前、ヒュームは「誰かがヒューのために一歩を踏み出さなければ。この偉大な男に敬意を払わなければいけません」と監督に提案し、「僕ならできます。あの声をできます」と立候補したそう。

撮影が開始された後、ミラー監督はヒュームに「やりたいのか?」と意思を確認してきたという。「僕は“やっとですか。このラッキー・ヒュームが二役を演じて初めて、この映画はお金を稼ぐことができるということに気づきましたね”と伝えました」。結果的に、ヒュームは最初に起用された役と兼任で、イモータン・ジョーを演じることになった。

本作は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)から時を遡り、アニャ・テイラー=ジョイ演じる若きフュリオサが辿ることになる修羅の道に焦点が当てられる。家族から引き離されたフュリオサは故郷への道中、ディメンタス将軍率いるバイカーの大群の手に落ち、行動を共にするようになる。そんな中、城塞都市に君臨するイモータン・ジョーと出くわすという。

自らイモータン・ジョー役の座を掴み取ったヒュームは激しいアクションにも挑戦。「4,000台ものカスタムバイクが丘を駆け上がる」現場も経験したといい、「失禁しそうになりました」と当時を振り返った。

映画『マッドマックス:フュリオサ』は2024年全国公開。

Source:Empire

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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