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『ファンタスティック4』シルバーサーファー役、次はマドンナ伝記映画でマドンナ役に挑戦

マドンナ ジュリア・ガーナー
chrisweger https://www.flickr.com/photos/chrisweger/22791063524/ | Harald Krichel https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Julia_Garner-6850.jpg | Remixed by THE RIVER

“クイーン・オブ・ポップ”として知られるマドンナの伝記映画が、現在も進行中であることがわかった。

マドンナ役を演じるのは、マーベル・シネマティック・ユニバース映画『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』でシルバーサーファー役を演じたジュリア・ガーナー。「オザークへようこそ」(2017-2022)でエミー賞に輝き、『ロイヤルホテル』(2023)『アシスタント』(2019)などの演技でも高い評価を受けた才能だ。

本作はマドンナの音楽創作活動と私生活を描くコンセプトで、マドンナ自身が監督・製作を務める。2020年9月に米パラマウント・ピクチャーズより製作が発表されたが、2023年1月には企画が頓挫したと伝えられていた。しかしその後もマドンナは企画を諦めておらず、2024年7月には自ら脚本作業を進めていることを明らかにしている

タイトルは『Who’s That Girl(原題)』。1987年に公開されたマドンナの主演映画、主題歌と同じ題だ(マドンナはサウンドトラックにも参加した)。日本での初コンサートも含まれたワールドツアー「Who’s That Girl Tour」も開催されるなど、キャリアにおいても象徴的な作品のひとつと言える。

このたびポッドキャスト「Smartless」に登場した主演のガーナーは、マドンナの伝記映画について「今でもやる予定です」と明言し、企画が動いていること、自身が引き続き関与していることを認めた。出演のきっかけは、映画の企画を知ってオーディションを受けたことだったという。

「私はマドンナのファンで、彼女の曲を聴いて育ちました。オーディションでは、とにかく自分にできるかどうかを試したかったんです。私はダンスの訓練を受けていなかったので、まずはダンスを習って、彼女の前で踊って、“私はダンスも歌もできます”っていうことを納得してもらわなければいけませんでした。しかも、彼女と一緒に歌うなんて。」

本作の脚本を執筆したのは、マドンナと『ガール・オン・ザ・トレイン』(2016)のエリン・クレシダ・ウィルソン。マドンナにとっては『ワンダーラスト』(2008)と『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』(2011)以来の監督作となる。

企画の具体的な進捗はわかっておらず、ガーナー以外のキャスティングや撮影スケジュールなども不明。しかし、ガーナーはさほど心配していないようで、「素晴らしいものには時間がかかります」とも口にしている。

Source: Smartless

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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