「マッツはサッカーとマクドナルド、孫と犬を愛する、ちょっとだらしない男です」と「ハンニバル」製作者が紹介
マッツ・ミケルセン主演のドラマ「HANNIBAL/ハンニバル」を手がけ、新作ホラー映画『ダスト・バニー(原題:Dust Bunny)』で再びミケルセンとタッグを組んだブライアン・フラー。異なる作品でのミケルセンとの再会、ハンニバルと今回の役との違いについて、米Comicbook.comに語っている。
『ダスト・バニー』は、ベッドの下に潜むモンスターに家族を食べられたと信じる少女が、“好奇心旺盛な隣人”(ミケルセン)に助けを求める物語。ところが、その隣人の正体は腕利きの殺し屋で、少女の両親が自分を狙う暗殺者グループによって誤って殺された可能性があると確信する。
フラーはミケルセンとの再タッグについて「解放的でした。マッツとハンニバルは全く違う人間でしたからね」と語り、次のように続けている。
「マッツはサッカーとマックリブ(マクドナルドのメニュー)を好み、孫と犬を愛する、ちょっとだらしない男なんです。ハンニバルほど洗練されていないし、気取ってもいない。」

一方、『ダスト・バニー』で演じる“隣人”は、よりマッツに素顔に近いキャラクターだという。
「マッツにずっと近いキャラクターを、彼と一緒に創り上げることができて本当にワクワクしました。皆さんに見てもらうのが楽しみです。特にシガニー(・ウィーバー)とのエレベーター外でのシーンでは、僕が普段見ているマッツの遊び心をお見せできるでしょう。彼は本当に魅力的で面白くて、軽やかで機転が利くな、と感じました。」

一方ミケルセン自身は、両キャラクターとも社会的な問題を抱えている点に触れつつ、次のように違いを語っている。
「ハンニバルは冷淡なわけじゃなく、感情的なつながりをもつ相手について、強いこだわりがある。選り好みするんです。
あの男(隣人)は社会的に不器用で、社交スキルが欠けている。一人暮らしをしていますが、それで上手くやっています。単に違うタイプのキャラクターなんです。相手が大人か子供かは関係なく、ただ人とコミュニケーションを取るのが苦手なんです。」
なお『ダスト・バニー』米予告編では、そんな“隣人”をマッツが大人の色気たっぷりに演じている。本作は2025年12月12日より米公開予定。日本でのリリースに期待したい。























