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マッツ・ミケルセン「ハンニバル」復帰に意欲 ─ ただし「数年のうちに」と年齢問題を懸念

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“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンは、主演ドラマ「HANNIBAL/ハンニバル」(2013-2015)への復帰を心から望んでいるようだ。ただし、そのためにはできるだけ早い実現が不可欠だという。

本作は、『羊たちの沈黙』(1991)などでお馴染みのハンニバル・レクター博士(ミケルセン)と、FBIの犯罪プロファイラーであるウィル・グレアム(ヒュー・ダンシー)の若き日の関係を描いたサイコスリラー。2015年にシーズン3で終了したものの、今なお根強い人気を誇り、復活を望む声がやまない。

Colliderのインタビューで、今も「ハンニバル」復活に期待を持っているか問われたミケルセンは、「もちろん。もし実現したら、僕たち全員、ためらいなく飛びつきますよ」と前向きに回答。ただし、60歳という年齢を考えると「現実的なタイミングでなければ」難しいという。

「もし僕がひいおじいちゃんになっていたら、少しやりづらいでしょう。だから、これから数年のうちに動かなくちゃいけない。全員が乗り気です。」

近年ハリウッドでは“リバイバル”ブームが続いており、「デクスター 警察官は殺人鬼」や「ツイン・ピークス」などの人気シリーズが復活を果たしている。こうしたなか「ハンニバル」に動きがないことは、ミケルセンにとっても意外のようだ。

「ちょっと驚いていますよ。どれだけの数字が必要なのか、具体的にどんな視聴率が求められているのか、僕にはわかりません。でも、世界中に大勢のファンがいて、カルト的な支持層の規模も相当大きい。小規模な集団じゃありません。これだけ多くの人がいるなら、僕の感覚では、それだけで新シーズンを作る根拠になるはずです。」

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製作者のブライアン・フラーによると、シーズン4を進めるうえでの大きな壁のひとつは、「権利問題」だという。2025年11月時点で「原作者トマス・ハリスのもとへ権利を返還する手続き中」で、「少し複雑な形で整理・調整されているところ」だと語っていた。

その一方、フラーは「みんなが再集結できるよう促している」とも明かし、すでにシーズン4の方向性も定まっているとのこと。早期の進展を願うばかりだ。

Source:Collider

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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