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『インデペンデンス・デイ』ローランド・エメリッヒ、オペラ『魔笛』現代版映画化をプロデュース ─ 2022年の世界公開めざす

ローランド・エメリッヒ
Photo by Dick Thomas Johnson https://www.flickr.com/photos/31029865@N06/28502013341/ Remixed by THE RIVER

『インデペンデンス・デイ』(1996)監督のローランド・エメリッヒが、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトによるオペラ作品『魔笛』の現代版映画化『魔笛(原題:The Magic Flute)』をプロデュースすることがわかった。米Varietyが報じている。

本作は現代ヨーロッパを舞台に、伝説的なモーツァルトの寄宿学校に通うため、ロンドンからオーストリアに向かった17歳の主人公ティム・ウォーカーが、100年にわたって忘れられていた“通路”を見つける物語。その道は、オペラ『魔笛』の幻想的な世界へと繋がっていて……。オペラを基にした英語作品となる本作では、監督を新鋭フロリアン・シグルが務める。なお『魔笛』は、『オリエント急行殺人事件』(2017)のケネス・ブラナー監督が2006年に映画化している。

本作でVFXを担当するドイツのVFX制作会社Pixomondoは、エメリッヒが手掛けた『2012』(2009)『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』(2016)ミッドウェイ(原題:Midway)(2020)などでも仕事を共にしている。本作は撮影準備に取り掛かっている段階で、2020年内にドイツのバイエルン州とモロッコでの撮影を予定しており、2022年の全世界公開を目指すとのこと。

プロデューサーにはローランド・エメリッヒ、Flute Filmのクリストファー・ツウィックラー、ファビアン・ウォルフアートらが就任している。製作は、エメリッヒが設立したセントロポリス・エンターテインメント、ドイツの製作会社Tobis Filmが共同で務める。また、Tobis Filmはドイツ語圏での配給も担当するとのこと。

エメリッヒはTobis Filmについて、「ドイツで最も成功した配給・製作会社の一つ、Tobis Filmとシギル監督版『魔笛』を共同製作することにワクワクしています」「彼らの優れたマーケティング知識と意欲的なチームによって、この映画をドイツ語圏の幅広いオーディエンスに届けられると確信しています」とコメントしている。

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Source: Variety

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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