尾崎英二郎、「私立探偵マグナム」に出演 ─ ハワイ最大の犯罪組織のボス役で

ハリウッドで活躍する日本人俳優・尾崎英二郎が、人気海外ドラマ「私立探偵マグナム」シーズン4第15話「デッドマン・ウォーキング」にて主人公に立ちはだかる重要な役柄で出演することがわかった。
「私立探偵マグナム」は楽園ハワイを舞台に、『ワイルド・スピード』シリーズの鬼才ジャスティン・リン監督と「HAWAII FIVE-0」のクリエイター陣がタッグを組んだ痛快アクションドラマだ。主人公は真っ赤なフェラーリを疾走させる男、マグナム。元海軍特殊部隊ネイビー・シールズ出身の私立探偵&セキュリティー・コンサルタントの彼が、世界でも人気のひと際高いリゾートで、元MI6(イギリス秘密諜報部)の女性ヒギンズ(パーディタ・ウィークス)や仲間たちとチームを組み、共に難事件を解決していく。主演は『スーサイド・スクワッド』(2016)ディアブロ役で人気となったジェイ・ヘルナンデス。。優秀な頭脳と身体能力を誇るマグナムが、ハワイの大自然を舞台に、大迫力の戦闘アクションとカーチェイスを繰り広げる。
1980年代に米テレビドラマ界で伝説的な人気番組となった「私立探偵マグナム」を、キャストの顔ぶれもイメージもガラリと変えて鮮やかにリブートし、全編ハワイロケで撮影。海や空、豊かな緑の美しい景色も、番組の人気の理由のひとつになっている。
このドラマのシーズン4第15話「デッドマン・ウォーキング」で尾崎が演じるのは、ハワイ最大の犯罪組織の悪名高きボス、シマ役。シマの息子が何者かに誘拐され、マグナムは犯人探しの依頼を受けるが、息子を助け出すまでのタイムリミットは8時間しかない……という、重大な局面での登場だ。

出演にあたって尾崎は、次のように手応えを感じている。
「ハワイで制作されているドラマはこれまで何作かありますが、その土地柄からパシフィック・アイランダーや日系スターたちの登場も多く、”アジア系俳優の登竜門”的なところがあります。しかし1話完結の刑事犯罪系のドラマは進行のスピードも速く、セリフ量も多いので、これまでなかなか突破できない壁でした。そこに食い込めたことがまず一歩前進。さらに『シマ役』は実はオーディション段階では60歳前後の設定でしたので、製作陣が僕の実年齢のままでの起用に踏み切って下さったことも嬉しい驚きの展開でした。
製作総指揮にジャスティン・リンが名を連ねていること、ジェイ・へルナンデス演じるマグナムとシマの緊張感が漂う1対1のロングシーンがあること、『高い城の男』S4で一緒だったリッチ・ティンとまた共演できたこと、ヴェトナム系のレヴィ・トランや往年の日系俳優であるゲディ・ワタナベら、アジア系スターたちが演技バトルを繰り広げるエピソードであること、様々な点で非常に感慨深かったエピソードです。
物語の重要な敵役(antagonist)として、どこまでマグナムにとって脅威となれるか、是非ご注目下さい!」