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カーン役ジョナサン・メジャース、「ロキ」シーズン2撮影済み ─ 逮捕の影響どうなる

アントマン&ワスプ:クアントマニア
(c)Marvel Studios 2023

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』でラスボス級ヴィラン、征服者カーン役を演じたジョナサン・メジャースは、「ロキ」シーズン2の撮影に加わっていたようだ。配信は2023年の夏予定。暴行罪の容疑で逮捕された件の影響が懸念されている。

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023)の内容が含まれています。

メジャースは2023年3月25日、30歳の女性に対する絞首、暴行、ハラスメントの容疑で逮捕された。警察の取り調べ後にメジャースは釈放され、5月に出廷の予定。彼の弁護士は、タクシー車内の防犯ビデオ映像や運転手の目撃証言などの証拠を揃えて無罪を主張しているが、すでにメジャースは起用されていた広告を取り下げられるなど、早くも逮捕の影響が生じている。

メジャースは、「ロキ」シーズン1にてカーンの変異体である「在り続ける者」としてMCUに初参戦し、今後もキーパーソンになるとして注目されている存在だ。『クアントマニア』では、メジャース扮するヴィクター・タイムリーというカーンの変異体が登場。その場に、彼を探していた様子のロキ(トム・ヒドルストン)とメビウス(オーウェン・ウィルソン)も姿を見せ、そのシーンが「ロキ」シーズン2へ直接繋がることが示唆されていた。

メジャースの弁護士は十分な証拠を揃え、裁判で無罪を勝ち取る自信は確かな様子。一方で、やはりマーベル・スタジオやディズニーが、今回の件をどのように対処するのかが注目されている。

Varietyは、「メジャースはトム・ヒドルストンと『ロキ』シーズン2の撮影を終えた」と、およそ推測通りではあるものの、メジャースが「ロキ」シーズン2に出演することになると伝えた。裁判の行方次第では、「ロキ」だけでなく『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ(原題)』など、出演作に影響が及ぶ可能性はありそうだ。Varietyも、「新たなスターの刑事裁判は、まさにマーベルが必要としない種類の頭痛の種だ」と伝えている。裁判がどのような展開となるか、今後の進退状況に注視しておきたい。

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Source:Variety
Text:Hollywood,中谷直登

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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