「マンダロリアン」第4話のマンドー、実はペドロ・パスカルではなかった

スター・ウォーズ初の実写ドラマ「マンダロリアン」が「ディズニーデラックス」で配信中だ。さすらいのマンダロリアンこと主人公マンドーを演じるのは「ゲーム・オブ・スローンズ」や『キングスマン:ゴールデン・サークル』(2017)のペドロ・パスカル。常にマンダロアのアーマーとマスクを着用した姿ではあるものの、隙のない存在感を放っている。
ところが、実はペドロ・パスカルは第4話でのマンドーを演じていなかったという。このエピソード監督を務めたブライス・ダラス・ハワードが米Vultureに明かした。
「彼はブロードウェイで、舞台『リア王』のリハーサルに出ていたんです。だから私のエピソードをやっている時は、パブロとご一緒できなくって。」
そのため第4話のマンドーを演じたのは、スタントダブルと代役の二人がかり。第4話のエンドクレジットで「Double – The Mandalorian」として確認できるブレンダン・ウェインとラティーフ・クラウダーがそうで、ブライスいわく主にブレンダンが演じた。
ブレンダンは「マンダロリアン」の現場で、ペドロと何度も話し合いを重ねながらキャラクターを組み立てているという。ペドロについてブレンダンは、「彼のすごい所は、自分自身に満足していないところ。とにかく役者魂。悪い意味じゃなくて、いい意味でですよ」と称賛している。「向上心があって協力的で、そこが彼のすごい所」。
第4話は、巨匠ロン・ハワード監督の娘にして、『ジュラシック・ワールド』シリーズなどにも出演するブライス・ダラス・ハワードが監督を手掛けた注目のエピソード。新たな戦士キャラ・デューンが登場し、マンドーと共に平和を好む農村を守るために戦う、西部劇さながらの物語が描かれた。ファンにはおなじみである旧帝国軍の兵器が登場するなど、引き続きアクション満載の1話だ。なお、このエピソードでもマンドーの声はペドロ・パスカルによるものとのこと。
『スター・ウォーズ』実写ドラマ「マンダロリアン」は、「ディズニーデラックス」にて国内独占配信中(毎週金曜日に新エピソード配信)。
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Source:Vulture