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【ネタバレ】「マンダロリアン」チャプター10(シーズン2第2話)解説 ─ あらすじ、小ネタ、カメオ紹介も

マンダロリアン シーズン2
© 2020 Lucasfilm Ltd. 10月30日(金)よりディズニープラスで独占公開

スター・ウォーズ』の実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」 チャプター10(シーズン2第2話)が2020年11月6日よりDisney+(ディズニープラス)で配信開始となった。このエピソードで監督を手掛けたのは、『アントマン』(2015)『アントマン&ワスプ』(2018)で知られるペイトン・リードだ。

この記事では、チャプター10で描かれた物語のおさらいと、登場した小ネタの数々を解説する。

この記事には、「マンダロリアン」チャプター10(シーズン2第2話)のネタバレが含まれています。

前回(チャプター9)解説はこちら

「マンダロリアン」チャプター10(シーズン2第2話) あらすじ

前回のエピソード(チャプター9、シーズン2第1話)でボバ・フェットのアーマーは手に入れたものの、同胞に関する手がかりは失ったマンダロリアンのマンドー。モス・アイズリー宇宙港のカンティーナでペリ・モットーを訪ねると、“ドクター”が“情報源”を紹介してくれるときた。

その情報源とは、カエルのような種族の女性エイリアン。隣の星系でマンダロリアンのアジトがある場所を知っているという。見返りは、自分もレイザー・クレストに同乗させてほしいということ。女性は自身の受精卵を背負っていて、コル・アイベン星系の衛星トラスクで夫が待っているという。ハイパードライブでは卵が死んでしまうため、亜光速で飛ぶというのが条件だ。

女性を乗せたレイザー・クレストが亜光速で飛行していると、新共和国軍のXウイング二機が検問に現れる。やり過ごそうとするマンドーだが、新共和国の監獄船に近づいたことがあるかと聞かれ、たまらず逃亡。この監獄船とは、チャプター6(シーズン1第6話)に登場したものだ。険しい氷雪地帯を飛び抜け、なんとかXウイング二機を巻くことができたレイザー・クレストだが、凍土が抜けて落下、機体にも穴が空く大損傷を追ってしまう。

生還すら危うい状況となるが、女性がスクラップになっていたドロイドの保安プロトコルをバイパスし、発声装置に接続してマンドーに語りかけた。女性は、どうしても受精卵と共に夫の元に帰らなければいけないと懇願。マンドーに「約束を守るのがマンダロリアンの掟でしょ。それは夢物語なの?」と発破。これを聞いて再び立ち上がったマンドーは機体の修理に挑む。

気付くと女性が消えている。足跡を追うと、洞窟内に湧いた温泉に受精卵と共に浸かっていた。受精卵を食べたがったベビーヨーダ(ザ・チャイルド)がマンドーに叱られていじけると、周囲に産み付けられていたクリーチャーの卵を開いて食べてしまう。すると、おびただしい数の卵が一斉に孵化、さらにはその親玉である巨大な個体も一斉に襲ってくる。蜘蛛のような気味の悪いクリーチャーの大襲来に、マンドーたちは絶体絶命の危機に陥る。

なんとかレイザー・クレストの船内まで戻った一同は機体を浮上させようとするが、クリーチャーの巨大な個体が機体上に覆いかぶさり身動きが取れない状況に。すると、何者かが援護射撃で退治してくれたではないか。マンドーが船外に出ると、応援に駆けつけたのは先程レイザー・クレストを追ったXウイング二機のパイロットたちだった。

パイロット2名はレイザー・クレストの飛行記録と保安記録を調べ、マンドーガ手配中の重大犯罪者3名を捕らえたこと、共和国の刑務官ダウィンを守ったことを知ったのだった(チャプター6の出来事)。そこでマンドーに逮捕記録が出ていたにも関わらず情状酌量から救出に現れ、「次に見かけても見逃してやる」と約束して飛び去っていった。

こうして難を逃れたマンドーはレイザー・クレストを応急処置的に修復し、目的地に向かって飛び立つのであった。

「マンダロリアン」チャプター10(シーズン2第2話)小ネタ解説

ニクト

今回のエピソード冒頭で、タトゥイーンの砂漠をスピーダーで走るマンドーに罠を仕掛けていたうちの一体は、ニクトという種族。登場したような赤黄の肌を持つものと、緑の肌を持つものが存在する。どちらも『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)でジャバ・ザ・ハットに仕えている個体が確認されているほか、アイマ=ガン・ダーイという名のジェダイも存在した。チャプター1(シーズン1第1話)でマンドーとIG-11を襲った一味にもいる。

なお、ジェットパックで飛ばされていた、背の小さな種族については現時点で不明。『フォースの覚醒』ジャクーでBB-8を捕獲していたティードーにも似ているが、ティードーは爬虫類のため手指が3本だった。ここで登場したのは5本指なので別種族と考えられる。

Writer

THE RIVER編集部
THE RIVER編集部THE RIVER

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