【ネタバレ】「マンダロリアン」シーズン3第7話、新作映画にもつながる怒濤のクライマックスへ ─ エピソードタイトルの謎も考察

不穏なタイトルの真意とは……?
本話では、ついにドラマのタイトル通り“マンダロリアン”たちの物語が大きく進み、彼らのアクションシーンも堪能することができた。船上でのディン・ジャリンとボ=カターンの会話も、派閥の壁を越えながらマンダロリアンらしいグッとくるやり取りとなっていて印象的なものであった。
一方で、どうにも引っかかるのが本話のエピソードタイトルである。日本語タイトルでは『スパイ』ということで、冒頭に登場したイライアが実は帝国のスパイであったことを示しているように思える。しかし、元の英語を見ると「ダンク・ファリック!」と叫びたくなる事実に直面する。原題は “THE SPIES” と複数形なのだ。順当に考えれば少なくとももう1人、本話内の誰かがスパイであることを示唆しているのではないだろうか。
早いもので来週がシーズン3の最終話となる。4月にロンドンで開催された「スター・ウォーズ・セレブレーション」でも“スローン大提督の帰還”が言及されており、ドラマ「アソーカ」や新作映画とも強く結びついていくことを感じさせる。クライマックスに向けて急激に動き出した「マンダロリアン」。なぜボ=カターンではなくディン・ジャリンを捕まえたのか、2人目のスパイは存在するのか、ギデオンの言う軍隊とはどのようなものなのか……。新たなる始まりにもなりそうな最終話に期待したい。
「マンダロリアン」シーズン3はディズニープラスにて独占配信中。
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