ボブ・オデンカーク、マーベル参戦の噂を否定 ─ 「自分は向いていないと思う」
「ベター・コール・ソウル」(2015-2022)ではシリアスな演技、映画『Mr.ノーバディ』(2021)ではハードなアクションに挑戦するなど、活躍の幅を広げているボブ・オデンカーク。次はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)参戦するとの噂が流れていたが、これが実現することはなさそうだ。
英The Independentのインタビューで、MCU参加の可能性について聞かれたオデンカークは、「僕は物事を地に足のついた、親しみやすい、小さいものに保つのが好きなんです。自分はあの世界には向いていないと思います」と噂を否定。「僕は、‟隣に住んでる人みたい”と思わせるようなキャラクターを演じるために生まれてきたんです」と語った。
オデンカークがMCUに出演するという噂は、新ドラマ「ワンダーマン(原題)」の発表前後に浮上した。当初オデンカークは主人公サイモン・ウィリアムズのエージェント、ニール・サローヤン役で検討されていたという情報だ。なお、現在は同役をエド・ハリスが務めると噂されているが、真偽のほどは不明だ。
また、同インタビューでオデンカークは、『Mr.ノーバディ』の続編についても少しだけ言及。「ハッチは相変わらず家族思いですが、暴力との関係は変化しています。彼は変わりましたが、自分の生き方に真のバランスを見出すにはまだ長い道のりがあります」と予告し、「人々が想像する以上に、私はこの作品を大切に思っています。アクション映画ではなく、僕の人生の個人的な物語だと思うでしょうね」と作品への思い入れを語った。
▼ ボブ・オデンカークの記事
『Mr.ノーバディ』続編、2024年末に撮影開始の見込み ─ 「すごく良い感じに進んでいる」とプロデューサー 『バイオレント・ナイト2』についても ボブ・オデンカークが『Mr.ノーバディ』チームと再タッグ、新クライムスリラー『ノーマル』主演 ─ ワケあり保安官が町ぐるみの陰謀を暴く 全然ノーマルじゃなさそう ジョーカーのパロディ?クィア映画『The People’s Joker』米公開決定、主人公は性自認にもがく「ジョーカー・ザ・ハーレクイン」 ─ ボブ・オデンカークもカメオ出演 権利問題で一時は上映中止に 伝説の駄作『ザ・ルーム』リメイク版にボブ・オデンカークが出演 ─ 支離滅裂な脚本や棒読み演技で「最高の最低映画」と称されたカルト作 駄作界の市民ケーン ボブ・オデンカーク、ソウル・グッドマンは「人生最高の役だった」 ─ 「ベター・コール・ソウル」への特別な思いを語る 13年以上演じました
Source:The Independent,Comingsoon.net