Menu
(0)

Search

【ネタバレ】「マンダロリアン」シーズン3最終話解説 ─ 大激闘のフィナーレ総振り返り

マンダロリアン
©2023 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

この記事には、「マンダロリアン」チャプター24(シーズン3第8話)『帰還』のネタバレが含まれています。

マンダロリアン
©2023 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

「マンダロリアン」チャプター24(シーズン3第8話)『帰還』解説

スター・ウォーズ』ドラマ「マンダロリアン」チャプター24『帰還』は、ボ=カターン・クライズ率いる偵察部隊が帝国基地からの脱出を図る緊迫したシーンから始まった。一行は追撃してくるトルーパーたちを迎え撃ちながら、隠れ家を目指す。一方で、捕らえられたディン・ジャリンの元には、IG-12に乗ったグローグーが救出にやってきた。ディンは「もう逃げない」と誓い、モフ・ギデオンを自らの手で倒すことを決心する。

マンダロリアン
©2023 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

まずは、着陸地点に取り残されていたR5に対し、基地に侵入してギデオンの居場所を探ることを依頼。高所に怯えながらも、R5は見事に基地図面を手に入れる。それを元にディンは、第7話の冒頭でも登場したギデオンの司令部を襲撃。護衛を次々となぎ倒し、司令室へと進んでいく。

マンダロアの軌道上では、アックス・ウォーヴスが艦隊に到着。攻撃が迫る中、皆をガントレットに乗り込ませ、地上に向かわせた。退避が完了したのと同時に、タイ・インターセプターとタイ・ボマーが到着し、アックスは1人で応戦する。

地上部隊は隠れ家に到着。そこには緑が広がっていた。人がいなくなったことで、マンダロアに再び芽吹いた植物を植えたのだという。元々、惑星マンダロアは緑に覆われた星であったが、マンダロリアンたちが太古より激しい内戦を続けてきたため、植物も育たない不毛な土地となったという経緯がある。そのため、人々はドーム状の都市に住んでいたのだ。ボ=カターンは驚きと再起への希望を胸に、空から到着した援軍と合流し、ダークセーバーをかかげて基地に再突撃を仕掛ける。

マンダロリアン
©2023 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

司令部を進むディンは、ラボでギデオンのクローンが造られていることを目撃。その場でクローンの生命維持装置を壊すことで、研究を破壊した。するとギデオン本人が司令室に現れる。彼は自身にフォース能力を加えたクローンを量産することで、最強のクローン軍団を創ることを目論んでいたことを明かし、その計画を止められた恨みをぶつけてくるのであった。

ギデオンとの戦いに苦戦していたディンの前に、さらに3人のプレトリアン・ガードも立ちはだかり、ディンは絶体絶命となる。そこにグローグーが「いいえ」を連打してプレトリアンを引きつけた。しかし、そのまま司令室内に追い詰められてしまい、IGの腕も切り落とされてしまう。

ディンとギデオンは再び肉弾戦を繰り広げるも、ほとんど丸腰のディンは形勢不利に。そこに到着したボ=カターンがギデオンに突撃し、2人で因縁の決闘を始めた。ディンはフォース・ジャンプで何とか攻撃を避けていたグローグーを救い、共闘して3人のプレトリアン・ガードを撃破する。

ボ=カターンはダークセーバーでギデオンに立ち向かうが、スーツで強化された手によってセーバーを握りつぶされてしまう。ギデオンは「(ダークセーバーという)玩具を失えばマンダロリアンは弱い」と勝利を宣言するも、ボ=カターンは「団結した我らは強い」とセーバーを失ったことを全く気にしない。

そこに、基地を破壊するためにアックスが墜落させた旗艦が基地に到達。退避するマンダロリアンたちを前に、4人はなお戦いをやめず、ついには爆風に巻き込まれてしまう。ギデオンが炎に包まれる中、なんとグローグーはフォースでディンとボ=カターンを守るのであった。フォースを丸く展開することで、己の周囲だけ爆風を防いだのだ。この技はアニメ『クローン・ウォーズ』シーズン2第19話『コルサント炎上』でガス爆弾からパルパティーン最高議長を守るため、ヨーダたちジェダイ・マスターが使ったのと同じ技である。

場面は泉に移る。無事、故郷を取り戻したマンダロリアンたちは泉で儀式を執り行い、パズ・ヴィズラの息子が正式にマンダロリアンとなった。グローグーもそれに続こうとするが、「教義を唱えるには幼すぎる」とアーマラーに止められる。しかし、ディンは「親が許可すれば弟子になることができる」というルールに則り、グローグーを養子にして正式な弟子とする。

グローグーは、ついにマンダロリアンの仲間入りを果たした。新たに“ディン・グローグー”となった彼が泉を見つめると、その奥底でミソソーが目を開くのであった。鍛冶場では、ボ=カターンによって炉に再び火がともされる。「マンダロアのために」という掛け声が星中に鳴り響いた。

マンダロリアン
©2023 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

ディンは早速、“弟子”を連れて新共和国のキャプテン、カーソン・テーヴァの元を訪れる。賞金稼ぎとして、新共和国の代わりに外縁部で活動する帝国残党の対処を行いたいとテーヴァに提案した。その前払いとして、酒場に飾られたIGシリーズの頭部を受け取る。最後に2人は惑星ネヴァロに帰還した。グリーフ・カルガから郊外に家を贈られたお返しに、新保安官として復活したIG-11を渡すのであった。

モフ・ギデオンの野望は打ち砕かれ、マンダロリアンたちは故郷を取り戻し、ディンとグローグーは平和な土地に家を手に入れた。全てが丸く収まったハッピーエンドを迎えた。

Writer

アバター画像
Red 4

「クローン・ウォーズ」が心のふるさとなスター・ウォーズオタク。クスッと笑えたり、へーと思ってもらえるような記事を目指してライター修行中。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly