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スター・ウォーズ「ザ・マンダロリアン」本編映像が米公開、まさに西部劇の緊迫感 ─ 「Disney+」米国サービス開始目前

ザ・マンダロリアン
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『スター・ウォーズ』初の実写ドラマ「ザ・マンダロリアン(原題:The Mandalorian)」の本編映像が米国で公開された。ディズニーの映像配信サービス「Disney+」の本国サービス開始を2019年11月12日(現地時間)に控え、いよいよ米国配信が目前に迫るなかでのお披露目だ。

物語は『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)から5年後を舞台に、中央政府を失って混沌が深まる時代、戦闘民族マンダロリアンの孤独な旅を描く。主人公はペドロ・パスカル演じる“名もなきマンダロリアン”。今回の映像では、バーを訪れたマンダロリアンが、居合わせたチンピラに「マンド」と呼ばれ、「俺の酒をこぼしただろう」と詰め寄られる。一触即発の空気が張り詰める中、チンピラはマンダロリアンの甲冑を見て「本物のベスカー(伝説の鉄)か?」と一言。マスターがドリンクを出したのをきっかけに格闘が始まる。

今回の映像では、マンダロリアンがストーム・トルーパーたちと銃を構えて対峙する姿も。脚本・製作総指揮の『アイアンマン』(2008)『ライオン・キング』(2019)ジョン・ファヴローは、クリント・イーストウッドや黒澤明作品、西部劇のガンマンや日本の侍にインスパイアされて世界観を構築したとのこと。まごうかたなきウエスタンとして、そして『スター・ウォーズ』としての魅力が早くもにじみ出ている。

本作では『ロッキー』アポロ・クリード役のカール・ウェザースがバウンティ・ハンターのギルド長グリーフ・カルガ役、『デッドプール』(2016)の格闘家兼女優ジーナ・カラーノがカーラ・デューン役、「ブレイキング・バッド」「ベター・コール・ソウル」ジャンカルロ・エスポジートが元帝国軍総督モフ・ギデオン役、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)タイカ・ワイティティがドロイドIG-11役、そして鬼才監督ヴェルナー・ヘルツォークが“依頼人”役を演じる。

シリーズは全8話構成で、エピソード監督として、アニメ「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」「スター・ウォーズ 反乱者たち」のデイブ・フィローニが実写作品を初めて手がけるほか、Netflix「Marvel ジェシカ・ジョーンズ」などのデボラ・チョウ、『DOPE ドープ!!』(2015)リック・ファムイーワ、『ジュラシック・ワールド』シリーズの女優ブライス・ダラス・ハワード、そしてIG-11役を兼任するタイカ・ワイティティが参加している。

ドラマ「ザ・マンダロリアン(原題:The Mandalorian)」は2019年11月12日よりDisney+にて米国配信予定(2019年10月29日現在、Disney+の日本展開は不明)。

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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