『スパイダーマン』トビー・マグワイア版ピーター再登場の噂にいじめっ子フラッシュ役ジョー・マンガニエロが「気になる」

ファンの方ならご存知かと思うが、サム・ライミ版『スパイダーマン』(2002)で、主人公ピーター・パーカーのいじめっ子フラッシュ・トンプソンを演じたジョー・マンガニエロは、その後すっかりワイルドな印象が素敵な俳優として大成。大人向けヴァンパイア官能ドラマ「トゥルーブラッド」や、男性ストリッパーを描く『マジック・マイク』シリーズで主要キャストを務めている。DC映画『ジャスティス・リーグ』(2017)ではデスストローク役を演じているほか、『ランペイジ 巨獣大乱闘』(2018)ではタイトルどおり巨獣と大乱闘した。
そんなマンガニエロのキャリア始発点となった『スパイダーマン』といえば、現在ファンの間でとある噂がまことしやかに囁かれている。ピーター・パーカーを演じたトビー・マグワイアが、来たるMCU版『スパイダーマン』第3作に登場するかもしれない、というものだ。
別次元のスパイダーマンたちが集結する、所謂「スパイダーバース」コンセプトの実写実現か。既に『スパイダーマン2』(2004)ヴィランのドクター・オクトパス役アルフレッド・モリーナの出演も報じられ、いよいよ真実味を帯び始めている。そんな噂に、かつてのピーターの天敵フラッシュを演じたマンガニエロが米Comicbook.comに言及した。
「どういうことになるのか、もう夢中で見てますよ。マーベルはこれまでも素晴らしい仕事をしてきました。キャラクターたちも全員、安泰でしょう。もしも噂が真実なら、どう仕上げてくれるのか本当に本当に気になっています。」
マンガニエロが2000年代に演じたフラッシュは、スクールカースト上位層の運動部系男子らしいタイプだった。フラッシュは、その後2010年代の『アメイジング・スパイダーマン』シリーズにも登場。同じく運動部系のいじめっ子だったが、ヴィランに学校が襲撃され混沌とした現場で、茫然自失となった姿が印象的だった。トム・ホランド版『スパイダーマン』シリーズにも登場するが、こちらは「スネ夫くん」に似たタイプで、トニー・レヴォロリが演じた。全く異なるフラッシュたちが相まみえたら一体どうなるのだろう?「スパイダーバース」ならぬ「フラッシュ・トンプソンバース」を想像してみるのも楽しい。
『スパイダーマン』第3作の撮影は2020年10月中旬から2021年3月ごろまで実施され、出演者にはスパイダーマン/ピーター・パーカー役のトム・ホランド、MJ(ミシェル)役のゼンデイヤ、メイおばさん役のマリサ・トメイ、親友ネッド役のジェイコブ・バタロン、フラッシュ・トンプソン役のトニー・レヴォロリらが続投。マーベル・シネマティック・ユニバース作品からはベネディクト・カンバーバッチ演じるドクター・ストレンジも登場する。監督はジョン・ワッツ、脚本はクリス・マッケナ&エリック・ソマーズが務める。2021年12月17日に米国公開予定。
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Source:Comicbook.com