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『ハン・ソロ』予告編を観たマーク・ハミル「文句をつける理由がわからない」と絶賛 ─ 「全員を喜ばせるのは不可能」理解示す

スター・ウォーズ/フォースの覚醒
写真:ゼータ イメージ

『スター・ウォーズ』最新作『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』では、ハリソン・フォードが演じた伝説的キャラクター、ハン・ソロの若き日々の知られざる冒険をオールデン・エアエンライク主演で描く。ハン・ソロ=ハリソン・フォードのイメージが世界的に定着しているだけあって、新キャストによる映画化には意見様々だ。

ハリソン・フォードと共に伝説を作り上げたルーク・スカイウォーカー役マーク・ハミルは、『ハン・ソロ』予告編映像をどう観たのだろうか?現地時間2018年2月5日、『ハン・ソロ』初の予告編映像が公開されたばかりの夜、ET誌が映画賞アワードの場でマーク・ハミルに尋ねた。

「全員を喜ばせることはできない」

まず第一声は「(評価が)割れているんだってね!」と驚いた様子のマーク・ハミル。続いて、「(スター・ウォーズは)ファンのみんながTwitterで”もし、ああなって、こうなったらヤバい!”と言える唯一のフランチャイズ」として、シリーズに様々な意見を持ったファンらによって支えられている点に理解を示す。

「だから彼らは、観たくないものについて案じているんでしょう。僕も(予告編には)ビックリしました。けど、全員を喜ばせることなんて出来ない。ただ最善尽くして物語を組み上げるだけですよ。僕も驚愕しましたけど、それもいいじゃないですか。ブロッコリーを好きじゃない人もいるし、ニンジンが好きな人や芽キャベツが好きな人もいる。まぁ、世の中そんなもんですよ。」

続いて、ハン・ソロという看板を背負ってユニバースに飛び込むオールデン・エアエンライクにアドバイスを求められたマーク・ハミルは、『ハン・ソロ』を1969年の名作映画『明日に向って撃て!』の前日譚『新・明日に向って撃て!』(1979)に例えた。『新・明日に向かって撃て!』では、オリジナル作でポール・ニューマンとロバート・レッドフォードが演じた主役コンビの若年期を、別キャストのトム・ベレンジャーとウィリアム・カットが演じていたのだ。『ハン・ソロ』も同様、「オールデンがハリソン・フォードに似ていない」と指摘するファンは少なくない。

「『新・明日に向って撃て!』(1979)トム・ベレンジャーとウィリアム・カットは良かったけど、”ロバード・レッドフォードに似てない”とか”ポール・ニューマンに似てない”とか言われていたじゃないですか。初めから難易度は高いわけですよ。けれど予告編は素晴らしかった!文句をつける理由が分からないですね。予告編は本編を観せたいと思わせるためのものでしょう。既に僕はかなり観たくなっている。だから(予告編として)成功ですよ。」

映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は2018年6月29日より全国ロードショー

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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