リーアム・ニーソン『マークスマン』予告編&場面写真 ─ 妻を亡くした元狙撃兵と家族を失った少年、ふたりの逃避行を描く

リーアム・ニーソンが“的中率100%の男”こと元海兵隊の腕利き狙撃兵を演じる映画、『マークスマン』が2022年1月7日公開される。この度、予告編映像&場面写真が到着した。
愛妻に先立たれ、メキシコ国境付近の町で牧場を営みながら愛犬と暮らす元海兵隊の腕利き狙撃兵、ジム・ハンソン(リーアム・ニーソン)。ある日、メキシコの麻薬カルテルの魔の手を逃れ、越境してきた母子を助けたことから、彼の運命は大きく変わり始める。カルテルに撃たれた母親は、ジムに11歳の息子ミゲルを託して絶命した。「ミゲルをシカゴに住む親類のもとに送り届けてほしい」。日々の生活に手いっぱいのジムだったが、仕方なくこれを引き受ける。一方、米国に侵入したカルテルは執拗に彼らを追撃。迫りくる危機に、ジムは必死に抵抗する。果たして彼は、ミゲルを守り、シカゴにたどり着くことができるのか?
予告編では、越境してきたメキシコ人母子を助けたことから、麻薬カルテルと激しい銃撃戦を交えるジムの様子が描かれる。銃弾に倒れた母親に「息子をシカゴの親戚の家に送り届けてほしい」と託され、「俺には関係ないがシカゴへ連れて行ってやる」と車でシカゴを目指すジムからは、明らかに乗り気ではない様子が見て取れる。ところが、旅のはじめこそ「俺を巻き込みやがって」と迷惑がっていたジムだったが、妻に先立たれた彼と母を亡くした少年の間にはいつしか絆が芽生え始め、年の離れた友情を育んでいく。
しかし、麻薬カルテルに居場所を突き止められた二人は深夜にも関わらず宿泊先のモーテルを飛び出すことを余儀なくされ、その身に危険が迫ってきていることは明白。いよいよ追い詰められ、「守れるのは俺だけだ。やり遂げてみせる」と、カルテルと対峙することを決意するジム。元腕利き狙撃兵だった“的中率100%の男”は、少年を守り抜くことができるのか?
場面写真は、リーアム・ニーソン演じる元狙撃兵ジムと少年がたたずむ姿が写し出されている。妻に先立たれたジムと、母を失った少年-孤独な二人の間にいつしか通じ合うものを生まれてきたことを予感させる様子を切り取った一枚だ。そのほかにショットガンを覗き込むジム、ジムと妻の連れ子であるサラ(キャサリン・ウィニック)とのツーショット写真も公開されている。
『マークスマン』は2022年1月7日(金)、TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。