『X-MEN』サイクロップス役ジェームズ・マースデン、MCUで再演の可能性は ─ ケヴィン・ファイギ社長とは「時々話す」

ディズニーによる20世紀フォックス買収によって、映画『X-MEN』シリーズは、いずれマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に合流する見込みだ。しかし、それに伴ってシリーズがリブートされるのか、あるいは従来の展開を維持したまま合流が図られるのかは定かでない。チャールズ・エグゼビア/プロフェッサーX役のパトリック・スチュワートが、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長と面会していたことが明らかになっているからである。
では、『X-MEN』初期3部作に出演したキャストたちがMCUに帰ってくる可能性はあるのだろうか。かつてスコット・サマーズ/サイクロップス役を演じたジェームズ・マースデンは、米ScreenRantの取材にて「マーベルとの話し合いはありましたか? 再演への意欲はありますか?」と問われ、自身の心境を語っている。
「僕が出演した3本の映画は、人生にとって大きなものになっていますよ。(関わった人物の)全員がファミリーだし、とても感謝しています。当時、すでに40年ぶんの物語があって、象徴的な、愛すべきキャラクターたちがいた。もうやらない、なんて言うのは愚かですよね。(機会があれば)もちろん出ると思います。」
ただしマースデンのコメントからは、何らかの話が具体的に浮上している様子はうかがえない。ファイギ社長とマースデンは会っているというが、「ユニバースがどこに向かっていくのかは誰にもわからない」と語られているのだ。
「今でもファイギは友人だし、時々話をしますが、(『X-MEN』シリーズが)どうなっていくのかは僕たちにもわかりません。今では若い人たち(編注:2011年以降の新キャスト)のものですしね。だけど、復帰に反対することは絶対にありませんよ。あの経験は、僕の心の中でも、特別な場所に残っているものですから。」
ファイギ社長と面会したというパトリック・スチュワートは、話し合いの中で「いろんな作戦や提案の話があった」と述べている。その一方、マースデンとファイギの話し合いがどんな内容だったのかはわからないものの、ファイギ社長がX-MENのMCU合流に向け、あらゆる可能性を検討していることは確かだろう。キャスティングをはじめ、今後の正式発表に注目だ。
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Source: ScreenRant