ティモシー・シャラメ『マーティ・シュプリーム』2026年3月13日公開決定 ─ 日本でも撮影、実在の卓球選手を描く

ティモシー・シャラメ主演、A24製作『Marty Supreme』は、邦題を『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』として2026年3月13日に日本公開となることが決定した。日本版ティザービジュアルも届いている。
2025年12月2日にニューヨーク映画祭(NYFF)にてプレミア上映後、Rotten Tomatoesで批評家スコア97%の高評価を獲得。早くもシャラメのアカデミー賞主演男優賞への期待が高まっている注目作が日本にやってくる。
監督は、『アンカット・ダイヤモンド』(2019)で批評家から絶大な評価を受け、クリティクス・チョイス・アワードで監督賞にノミネートされたジョシュ・サフディ。これまで弟のベニー・サフディとともにサフディ兄弟として監督してきたが、『The Pleasure of being Robbed』(2008・日本未公開)以来の単独監督作となる。
物語は1950年代のNYを舞台に、実在の卓球選手マーティ・リーズマンの人生に着想を得た内容。卓球人気の低いアメリカで世界を夢見る天才卓球プレイヤー、マーティ・マウザー。親戚の靴屋で働きながら世界選手権に参加するための資金を稼ぐ。ロンドンで行われた世界選手権で日本の選手に敗れたマーティは、次回日本で行われる世界選手権へ参加し、彼を破って世界一になるために、ありとあらゆる方法で資金を稼ごうとする。
主役マーティを演じるのはティモシー・シャラメ。『君の名前で僕を呼んで』(2017)、『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』(2024)でアカデミー賞®主演男優賞にノミネートされ、人気・実力ともにナンバーワンといっても過言ではないティモシー。
共演にはグウィネス・パルトロウ。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)以来、映画出演は『SHE SAID/シー・セッド その名を暴け』(2022)で声の出演のみ。実に6年ぶりのスクリーン復帰となる本作で、引退したアメリカの有名女優ケイを演じる。また、マーティの友人役としてグラミー賞受賞アーティスト、タイラー・ザ・クリエイターが初の演技に挑戦。そのほか、マーティの恋人役にオデッサ・アザイオン、ケイの夫でインク会社の社長ミルトンをケビン・オレアリーが演じる。
撮影は日本でも行われた。マーティの最高のライバルとなる日本人選手エンドウ役には、東京2025 デフリンピック 卓球日本代表、川口功人(トヨタ自動車)が出演。クライマックスで見せる手に汗握る卓球シーンは本作の一つの見せ場でもある。

『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』は2026年3月13日TOHOシネマズ 日比谷ほか全国ロードショー。
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