ティモシー・シャラメ『マーティ・シュプリーム』野心あふれる米予告編が公開 ─ 卓球で世界を目指せ

『デューン』シリーズのティモシー・シャラメ主演、A24製作『マーティ・シュプリーム』の米国版予告編が公開された。
本作は1950年代のニューヨークを舞台に、実在の卓球選手マーティ・リーズマンの人生に着想を得た内容。卓球人気の低いアメリカで世界を夢見る天才卓球プレイヤー、マーティ・マウザーは、親戚の靴屋で働きながら世界選手権に参加するべく資金を稼ぐ。ところが不倫相手のレイチェルが妊娠し、卓球協会から選手資格を剥奪され、資金は底をついた。マーティはあの手この手で遠征費用を集めようとするが……。
公開された予告編は、ティモシー・シャラメ演じるマーティと、グウィネス・パルトロウ演じる元人気女優ケイのやり取りから始まる。「あなた、その卓球ってものでお金を稼いでいるの?」「まだ」「仕事はしてるの?」「いいや」「どうやって生きてるの?」「自分を信じていれば、金は後からついてくる。そう信じて生きてる」
予告編を貫くのは、マーティの世界を目指す野心・野心・野心だ。使用されている楽曲は、ティアーズ・フォー・フィアーズ「Everybody Wants to Rule the World(誰もが世界を支配したい)」。キャリア史上最高の演技とも評されるシャラメの圧倒的なエネルギーと、共演者との緊迫した演技合戦に期待が高まる仕上がりだ。
出演者はシャラメ、パルトロウのほか、マーティの友人役でアーティストのタイラー・ザ・クリエイター、マーティの恋人役でオデッサ・アザイオン、ケイの夫であるインク会社の社長ミルトン役を実業家ケビン・オレアリー。日本人選手エンドウ役で、東京2025 デフリンピック 卓球日本代表の川口功人も出演している。
監督は『アンカット・ダイヤモンド』(2019)『グッド・タイム』(2017)のサフディ兄弟の“兄”であるジョシュ・サフディ。本作は『The Pleasure of being Robbed(原題)』(2008)以来の単独監督作で、日本でも撮影が実施された。
映画『マーティ・シュプリーム』は2026年3月に日本公開予定(US公開日は2025年12月25日)。
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