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「デアデビル」がMCUであることを示す記述が米マーベル公式サイトから削除される

https://www.marvel.com/characters/daredevil-matthew-murdock/on-screen

かつて(“かつて”というのも、ちょっと寂しい気がするが)Netflixが手がけたマーベルのドラマシリーズは、本当にきちんとMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に属するのか?そんな議論が今になって再燃している。きっかけは、米Marvel公式サイトの表記だ。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の描写が含まれます。

Marvel.comでは、「ON SCREEN FULL REPORT」というページにて、ドラマ「デアデビル」シーズン1からシーズン3、「ディフェンダーズ」でのあらすじがまとめて記されている。米Inverseの報告によると、2022年4月の初週末時点までに、デアデビル/チャーリー・コックスが『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に登場した際の描写が加えられており、それは「デアデビル」シーズン3フィナーレの「しばらく後」の出来事だったと明記されていたという。

「マンダロリアン シーズン3」「アソーカ」解説

これは、「デアデビル」をはじめとする元Netflixのドラマシリーズの全てが、間違いなくMCUの正史であること、物語がきちんとMCUに連なっていることを示す、重要な手がかりだった。ところが、該当箇所はどういうわけか、掲載からわずか1日で削除されてしまったというのだ。実際にページを確認すると、確かにシーズン3フィナーレの描写で記事が終わっている(2022年4月5日時点)

米マーベルは、なぜ『ノー・ウェイ・ホーム』登場場面の描写を慌てて削除したのだろうか?デアデビルら元Netflixドラマのキャラクターたちの権利は既にマーベル・スタジオの元に戻っているが、今後の展開に向けて、旧作品群との連続性に整理をつける必要があったからだろうか?旧作品群は、まだMCUの正史とは認められない事情があったのだろうか?

Marvel.comから記述が1日で削除されたことで、ファンの間では動揺と憶測が広まっている。米Inverseは、「デアデビル」はマルチバースでの物語だったとされる可能性もあるとの見解を示している。今後、ファンが納得できる説明がなされるかに注目が集まる。

Source:Marvel.com,Inverse

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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