マーベル・スタジオ、サンディエゴ・コミコン2024で大型プレゼン開催へ ─ 2年ぶりの「ホールH」カムバック

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)作品を手がけるマーベル・スタジオが、“ポップカルチャーの祭典”サンディエゴ・コミコン(SDCC)に2年ぶりに帰ってくる。2024年7月25日~28日(現地時間)のSDCC 2024で、同社が大型プレゼンテーションを実施予定であることがわかった。米Deadlineが報じている。
サンディエゴ・コミコンにおいて、マーベル・スタジオのプレゼンテーションはいまや名物のひとつ。2023年は全米脚本家組合(WGA)と全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキを受けて登壇が見送られたが、今年はサンディエゴ・コンベンションセンターの最大ホール「ホールH」(約6,500人収容)にカムバックするという。
現時点でプレゼンテーションの内容は不明だが、コミコンが開催される週末は、奇しくもMCU映画の最新作『デッドプール&ウルヴァリン』の公開週。オープニング興行収入2億ドル超えも視野に入っている本作を記念し、ライアン・レイノルズ&ヒュー・ジャックマンらが登壇することも考えられる。前述したストライキのため、ライアン&ヒューは本作のため公に登場する機会がなかったのだ。
なんらかの映像や登壇が期待されるのは、映画は『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド(原題)』(2025年2月US公開)と『サンダーボルツ*(原題)』(5月US公開)、撮影開始を控える『ファンタスティック・フォー(原題)』(7月US公開)。テレビシリーズは「アガサ・オール・アロング(原題)」(2024年9月配信)や「デアデビル:ボーン・アゲイン(原題)」(2025年3月配信)をはじめ、撮影を終えている「アイアンハート(原題)」「ワンダーマン(原題)」、そのほかアニメーション作品が有力だ。
また、映画『ブレイド(原題)』や『アベンジャーズ5(仮題)』『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)』についても新情報の発表があるかもしれないし、誰も知らない新プロジェクトが発表される可能性もある。何が飛び出すかわからないのが、サンディエゴ・コミコンのプレゼンテーションの醍醐味だ。
しかしながらマーベル・スタジオは、2019年のコミコンでテレビシリーズと映画のクロスオーバーを、2022年には「マルチバース・サーガ」とフェーズ5&6のラインナップを大々的に発表し、どちらも結果的には良い方向に転ばなかった前例がある。その後のMCUは作品数を減らして慎重な戦略を取る方針にあるため、以前のようなサプライズの連打があるかどうか?
「サンディエゴ・コミコン 2024(SDCC 2024)」は、2024年7月25日~28日(現地時間)に開催予定。その他スタジオ各社の動向も気になるところだ。
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Source: Deadline