【ネタバレ】『マーベルズ』ラストを知ったカマラ役 、『アイアンマン』をすぐに観直した ─ 大興奮の撮影振り返る

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『マーベルズ』ミズ・マーベル役イマン・ヴェラーニ、大興奮の撮影を振り返る
『マーベルズ』の本編は、次世代ヒーローたちのチームアップを示唆する締めくくりとなった。ダー・ベンとの戦いに勝利を収めた後、新人ヒーローのミズ・マーベル/カマラ・カーンは大きく出る。今回の戦いで鼓舞されたのか、新たなヒーローチーム結成に動き出したのだ。
そこでカマラはニューヨークへ向かい、同年代の新ヒーロー、ケイト・ビショップ(ヘイリー・スタインフェルド)を勧誘。さらに、アントマンの娘も誘うとのことで、色々と計画はあるらしい。熱意が伝わったのか、ケイトも微笑みながら頷き、シーンは幕を下ろした。
カマラを発起人として新たに結成されるのは、原作コミックにも登場する若きヒーローを中心に構成されるヒーローチーム「ヤング・アベンジャーズ」だ。米The Hollywood Reporterに登場したカマラ役のイマン・ヴェラーニは、ヤング・アベンジャーズ発足を知った時のリアクションを振り返っている。
ヴェラーニによれば、ヤング・アベンジャーズ結成を示唆するラストシーンは初期段階で手渡されていた脚本にも含まれていたが、主要撮影では撮影しなかったという。その後、「追加撮影で撮ることになるかもしれない」という噂を聞いたというヴェラーニ。「でも違うアベンジャーと撮る予定だったんです」と続けている。初期の脚本では、ケイト・ビショップではない別のヒーローが登場していたということだろう。
ともあれ、自分がヤング・アベンジャーズの発起人になることを知ったヴェラーニは「すっごく興奮しました」と当時を振り返っている。「すぐに『アイアンマン』を観直しました」。こう語っているのは、『アイアンマン』(2008)でも同様の展開が訪れたため。同作エンディング後のおまけシーンでは、トニー・スタークの自宅で待ち構えていたニック・フューリーがアベンジャーズ結成を持ちかけるのだ。普段からMCUの大ファンとして知られるヴェラーニ、フューリーのポジションを任されたことに対しては……。
「ニア(・ダコスタ監督)に全て大文字でテキストしました。“光栄すぎます。ヤバすぎますよ”って。(『アイアンマン』の)映画全体を観返す必要はなかったんですけど、へっちゃらでした。ずっと有頂天で。(関係者)みんなも興奮してましたね。撮影の最後に撮ったのですが、映画でも最後に登場しましたね
リハーサル中はずっと、“野球帽がめちゃくちゃクールだし、トレンチコートも似合ってるじゃん”って感じでした。ヘイリーにも初めて会ったのですが、夢のようでした。突然、何か大きなものの一部になったみたいで。」
今後、ミズ・マーベル率いるヤング・アベンジャーズは増員していき、いずれは実戦デビューを果たすことになるだろう。MCUでは、すでにその候補メンバーが続々と登場しているが、その詳細はこちらの記事で。
『マーベルズ』は公開中。
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Source:THR