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【ネタバレ】『マーベルズ』ラストシーン解説 ─ 今後どうなる?知っておくべき情報まとめ

マーベルズ
©Marvel Studios 2023

この記事には、『マーベルズ』の極めて重大なネタバレが含まれています。本記事をSNSにて共有いただく際は、未鑑賞の方へのご配慮をお願いいたします。

 マーベルズ
©Marvel Studios 2023

映画『マーベルズ』ラストシーン解説

キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァース(ブリー・ラーソン)、ミズ・マーベル/カマラ・カーン(イマン・ヴェラーニ)、モニカ・ランボー(テヨナ・パリス)の新チーム“マーベルズ”はダー・ベン(ゾウイ・アシュトン)との戦いで勝利を収める。しかし、ダー・ベンが量子バングルの力を解放した際、宇宙空間には時空の穴が空いてしまう。覚醒したモニカがこれを塞ぐべく向かったが、モニカは向こう側の別世界に留まる選択をする。

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キャプテン・マーベルはダー・ベンとの約束を果たすため、惑星ヘラの太陽にエネルギーを注いで環境を復活させる。カマラはモニカを失った失意のまま地球に戻り、グースが産みつけた子猫たちと共に先に帰還していたニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)に迎えられる。

マーベルズ
© 2023 MARVEL.

やがてカマラの家族は、かつてランボー家が暮らした郊外の家屋に引っ越す。キャロルとカマラはマリアが所有していた小型飛行機のコックピットに乗り込み、改めて語り合う。そこでカマラは、チームで戦ったことに刺激を受けて「アイデアがある」と何かを閃く。

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カマラが向かったのはニューヨーク、ケイト・ビショップのアジトだ。これはドラマ「ホークアイ」に登場したもので、ケイト・ビショップとはホークアイ/クリント・バートンの弟子となる新ヒーローである。

ホークアイ
(C)2021 Marvel

ケイトが愛犬ラッキーに好物のピザを与えると、何者かの存在に気づく。カマラだ。S.W.O.R.D.から拝借してきたタブレット端末(機密事項を扱うのにスケスケ仕様)で、ホークアイことケイト・ビショップの情報を表示している。

これは『アイアンマン』(2008)へのセルフオマージュだ。同作ではエンディング後のおまけシーンでトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)が自宅豪邸に戻るとニック・フューリーが待ち構えており、「自分だけがヒーローだとでも?君はより大きな世界の一員となった。気づいていないだけだ」「アベンジャーズ計画の話をしに来た」と告げる。

カマラは、このニック・フューリーのセリフを引用し、ケイトに「ヤング・アベンジャーズ」発足を呼びかける。なぜ彼女がニックの言葉を知っていたかというと、この世界でアベンジャーズの活躍の主な出来事はさまざまな媒体を通じて周知の事実となっており、カマラも筋金入りのアベンジャーズ・オタクだからだ。

さらにカマラは、「アントマンの娘にも声をかける」と言う。アントマンの娘とはキャシー・ラング(キャスリン・ニュートン)のことで、映画『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2023)では父親同様ヒーロースーツを纏って戦った。コミックではスタチュア、スティンガーと言う名のヒーローとなる。

なお、前作『キャプテン・マーベル』も、若きニック・フューリーがキャロルに触発されて「アベンジャーズ計画」の構想を始めるというラストだった。

「ヤング・アベンジャーズ」と呼ばれる若手ヒーローチーム発足前夜だ。MCUではかねてよりヤング・アベンジャーズ登場の伏線が密かに張られており、すでに役者は揃っている。次のページでは、候補となるメンバー全員を詳しく紹介しよう。MCU新時代への期待が膨らむぞ。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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