『Marvel’s Spider-Man 2』は『スター・ウォーズ 帝国の逆襲』のような作品に ─「これまでよりもダーク」

『Marvel’s Spider-Man』『Marvel’s Spider-Man: Miles Morales』につづくゲームシリーズ最新作が、『Marvel’s Spider-Man 2』として帰ってくる。PlayStation Showcaseにてはじめて発表された続編では、ふたりのスパイダーマン、ピーター・パーカーとマイルズ・モラレスがチームを組み、ヴィランのヴェノムと立ち向かうことが明らかにされていた。ストーリーは一体どんな方向に進むのだろうか?
「This Week In Marvel Podcast」にて、Marvel Gamesのクリエイティブ・ディレクターであるビル・ローズマンが、『Marvel’s Spider-Man 2』は、“これまでよりもダークな作品”になることを予告している。その詳細は伏せながらも、『スター・ウォーズ』シリーズを引き合いに出しながら、プレイヤーにヒントを残した。『Marvel’s Spider-Man』シリーズ1作目が、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)にあたるものだとした上で、「『Marvel’s Spider-Man 2』は『帝国の逆襲』のような作品です」と明かしている。『帝国の逆襲』とは言うまでもなく、『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980)のことだ。
『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』といえば、ルーク・スカイウォーカーがダース・ベイダーとの宿命的対決を経て、ベイダーから本人が父親であることを明かされるという衝撃作。一方で、『Marvel’s Spider-Man 2』はスーパーヒーローの物語を描くだけでなく、マスクの下に隠された真実の姿にも奥深く切り込んでいくとも伝えられていた。もしかしたら、ふたりのスパイダーマンのアイデンティティに迫る衝撃的な展開が待ち構えているのかもしれない。いずれにせよ、これまでとは一味違う作風に仕上がりそうだ。
世界待望の新作には、『Marvel’s Spider-Man』のオリジナルチームのほとんどが再結集している。その中には、クリエイティブ・ディレクターのブライアン・インティハーや、ゲームディレクターのライアン・スミスなどもいる。ヴェノムの声優は、『キャンディマン』シリーズのトニー・トッドが担当しており、ユーリ・ローエンタールとナジ・ジーターはそれぞれピーターとマイルズを前作から続投する見込みだ。
PlayStation 5『Marvel’s Spider-Man 2』は、2023年発売予定。
Source: Collider , This Week In Marvel Podcast