『マーベルズ』新映像で『アベンジャーズ/エンドゲーム』サノスの未使用セリフが登場?新ヴィラン「ダー・ベン」との関係性とは

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)劇場公開最新作『マーベルズ』より新ティザー映像が米公開となった。映像では『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)の未使用シーンが含まれていると話題となっている。
「Beginning」と題された映像は、アベンジャーズがタイムトラベル作戦に挑まんとする『エンドゲーム』のワンシーンで始まる。別の惑星で必要とされていたキャプテン・マーベルは最終決戦から合流し、宿敵サノスと戦った。そのサノスの姿も映し出され、「私は絶対なのだ(I am inevitable.)」と言って指を鳴らす。
サノスが「私にはやり遂げる仕事がまだある(There will always be more to finish my work.)」と囁いた後、映像のフォーカスは『マーベルズ』のヴィラン、ダー・ベンへ。超強力なエネルギーを上空へ向けて放出するダー・ベンは「これは始まりにすぎない」と猛威を振るう。
ダー・ベンについては謎が多く、分かっているのはキャプテン・マーベルの“ある過去”に対して激しい憎しみを抱いているということ。一方、今回の映像では、サノスの野望を引き継いでいるようにも見える。
映像内で見られたサノスの「There will always be more to finish my work」というセリフ、実は『エンドゲーム』で用いられなかったもの。直後に続くダー・ベンの映像も相まって2人の関係性が気になるところだが、一部の海外メディアではサノスの復帰に期待する見方もある。
『マーベルズ』は、キャプテン・マーベルが2人の新世代ヒーロー、ミズ・マーベルとモニカ・ランボーとチームアップして新たな脅威に立ち向かう物語。本映像を見る限り背後にはサノスの影がちらつくが、ダー・ベンの野望とはいったい……。
映画『マーベルズ』は2023年11月10日(金)公開。
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