マイケル・B・ジョーダンが「ヒロアカ」をオースティン・バトラー&ポール・メスカルといっしょに見る映像 ─ 日本文化を熱弁「はみ出しものがヒーローになるんだよ」

『ブラックパンサー』『クリード』シリーズのマイケル・B・ジョーダンが、『エルヴィス』(2022)のオースティン・バトラー、『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』(2024)のポール・メスカルとともに、人気アニメ「僕のヒーローアカデミア」について熱弁する動画が話題だ。日本の文化的視点を交えながらシーンを解説し、俳優・監督としてアニメから受ける影響についても熱く語っている。
この動画は、ハリウッドスター同士で好きなYouTube動画を語り合う米Vanity Fairの企画によるもの。大のアニメ好きとして知られるジョーダンは、「僕のヒーローアカデミア」第7期のワンシーンをピックアップした。ワイプに映し出されている本編の映像を、大スター3人が視聴する様子はあまりにも貴重で、SNS上では合成ではないかと疑う人もいたほどだ。
ジョーダンが選んだのは、主人公の幼なじみ・爆豪勝己が、ヴィラン連合のリーダー・死柄木弔と戦うなかで重要な節目を迎える場面。ジョーダンは「ある意味、自己犠牲ともいえる壮大な瞬間なんだ」と紹介し、サラッと重大な展開にも言及。すかさず、バトラーから「それって、僕がこのシリーズを観る場合、ネタバレになるんじゃ……」とツッコミを受けている。
ジョーダンは「君の楽しみを台無しにしちゃったな(笑)」と認めつつ、「でも本当に象徴的なシーンなんだ」と強調。「彼(爆豪)にとって転機になる。シリーズを通してどんな人物だったかを体現するような場面だから。彼はいつも主人公と対立してるんだ」。
メスカルが「彼だね」と指をさして確認し、バトラーも食い入るように視聴。ジョーダンは「彼は皮膚からニトログリセリンを出して爆発させるんだ」「(ここで)動きを完全に読み切ったと思っている。ゾーンに入っているんだよ」と説明し、少年漫画全体に通じるテーマ性についても語った。
「日本の文化では、友情や絆、約束、そして時には“変わり者”であることがテーマになるんだ。社会に馴染めない“はみだし者”こそが、ヒーローになることが多い。夢をかなえるために、あらゆる困難に立ち向かい、決してあきらめない存在だ。そういうテーマは多くのアニメに通じていて、力づけられるし、すごく感動的なんだよ。」
また、バトラーから「出演・監督作で、特定のアニメから影響を受けたものはある?」と聞かれると、ジョーダンは即座に『クリード 過去の逆襲』(「はじめの一歩」や「ドラゴンボールZ」の影響が公言されている)と回答。日頃からアニメで印象的な表現に出会うと、自身の作品に反映できないか考えているという。
「これまでアニメで見てきた戦闘シーンには、“この感覚を(映画に)取り入れられたら最高だな”と思ったものがたくさんある。あと、“どうやってこんな超人的な表現をアニメーションで実現するんだ?”とか、“どうしたら別のメディアに落とし込めるか?”とか考えたりね。」
ジョーダンの話を真剣に聞くバトラー&メスカルだが、バトラーは今敏監督による映画『パーフェクト・ブルー』と『パプリカ』を、メスカルは「ドラゴンボールZ」を観たことがあるとのこと。2人とも「僕のヒーローアカデミア」は初見だが、「すごく視覚的」「目を見張る」「めちゃくちゃクール」と称賛コメントを連発。ジョーダンも「デザインが本当に圧倒的」「アニメーションがキレキレなんだ」と応じていた。
ちなみに現在、「僕のヒーローアカデミア」はハリウッド実写映画版が開発中。ジョーダン&バトラーは、リブート版『マイアミ・バイス』に出演交渉中と伝えられている。
▼『僕のヒーローアカデミア』の記事

『僕のヒーローアカデミア』ハリウッド実写映画版、原作者・堀越耕平が深く関与 ─ 「すべてにコメントし、賛否を示してくれている」 「ONE PIECE」につづき 
『僕のヒーローアカデミア』ハリウッド実写映画版、「若者の感情に誠実でありたい」と脚本家 ─ 「素晴らしい若手俳優と出会えたら」 『IT/イット』ドラマ版の脚本家です 
『僕のヒーローアカデミア』ハリウッド実写映画化、『アーガイル』脚本家が決定 日本では東宝配給 
『僕のヒーローアカデミア』ハリウッド実写版、脚本作業が「活発に」進行中 レジェンダリー・ピクチャーズ製作 
『僕のヒーローアカデミア』ハリウッド実写版映画、「オビ=ワン・ケノービ」脚本家参加でNetflix配信決定 ─ 日本では劇場公開へ 監督は佐藤信介
























