『僕のヒーローアカデミア』ハリウッド実写版映画、「オビ=ワン・ケノービ」脚本家参加でNetflix配信決定 ─ 日本では劇場公開へ

日本が世界に誇る人気漫画『僕のヒーローアカデミア』のハリウッド実写映画版で、ドラマ「オビ=ワン・ケノービ」のジョビー・ハロルドが脚本を手掛けることが明らかとなった。

米Varietyによれば、Netflixがレジェンダリー・ピクチャーズ製作によるこの実写版映画の配信権を獲得。すでに監督に決定している『GANTZ』シリーズや『キングダム』（2019）の佐藤信介が、ハロルドの脚本を基にメガホンを取ることになる。

『僕のヒーローアカデミア』は、週刊少年ジャンプにて漫画家・堀越耕平氏により2014年から連載されている人気作。人類の80％が超能力・個性を持つようになった世界を舞台に、ヒーローになることを夢みながらも無個性だった少年、緑谷出久の成長と戦いを描く物語だ。

ハロルドは、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』（2014）、『フッド：ザ・ビギニング』（2018）、『ジョン・ウィック：パラベラム』（2019）など大作アクション映画で製作総指揮を担い、『キング・アーサー』（2017）では原案・脚本・製作を兼任。『アーミー・オブ・ザ・デッド』（2021）をはじめ、新作DC映画『ザ・フラッシュ（原題）』、2023年夏に日本公開予定の『トランスフォーマー／ビースト覚醒』で脚本を務め、数多くの話題作でキャリアを積み重ねてきた精悦だ。

日本では、東宝の配給で劇場公開が予定されている。レジェンダリーは、『ゴジラ』シリーズや『名探偵ピカチュウ』（2019）など日本発のコンテンツの実写化に注力しており、実写映画版『機動戦士ガンダム』の企画も進行中。Netflixでは、実写版ドラマ『カウボーイビバップ』が製作・配信され、実写版ドラマ『ONE PIECE』が待機中だ。

Source:Variety