マイケル・B・ジョーダン、スーパーマン役実現するなら「コミックに忠実に」 ─ ワーナーとの面会報道にコメント

『ブラックパンサー』(2018)や『クリード』シリーズのマイケル・B・ジョーダンが、DCコミックスを代表するヒーロー、スーパーマンを演じるかもしれない。かねてより噂され、2019年11月に米Varietyが伝えた情報は、その真相がいまだ明かされないままだ。
このたび米MTV Newsのインタビュアーは、なんとマイケル本人にスーパーマン役の噂の真相を直撃。同席した『黒い司法 0%からの奇跡』(2020年2月28日公開)の共演者ジェイミー・フォックスは、「ウソでしょ? スゴいね、ジョー=エルの息子だ!」と大声を出して一同を笑わせた。
結論から言えば、マイケル本人は噂の真相については言及していない。「僕はモーフィアス(『マトリックス』)をやるとか、スーパーマンをやるとか、『わんぱくダック夢冒険』のリブートとか、『パワーレンジャー』とか、いろんなものに噂されていますからね」と切り出したのだ。ちなみに「わんぱくダック夢冒険」(1987-1990)は、ディズニー製作によるドナルドダックの甥っ子たちを描くアニメーション。もちろんこれはジョークである。
「だけど僕が参加するものは、すべて正しく扱われなくてはいけないと思っています。完璧に信頼できるものでないと。僕はコミックのファンなので、つまり、ファンのみなさんが怒るのも分かります。“待ってよ、なんでこんなことになるんだ、なんであそこを変えたんだ”って。僕自身、ある部分では同じ気持ちになることもありますから。なので、何をやるにせよ、忠実なものに、みなさんがきちんとサポートしてくださるものになるでしょう。」
大のコミックファン、アニメファンとして知られるマイケルは、2019年秋にCOACHとコラボレーションして、日本の人気漫画・アニメ「NARUTO」にインスパイアされたTシャツやデニムジャケットをリリース。きちんとコミックのモチーフやキャラクターを大切にしたデザインで支持を得たばかりだ。
既報によると、ワーナーはスーパーマンの新作映画のため、すでにフィルムメーカーとの話し合いを進めており、2019年にマイケルとも面会しているとのこと。マイケル側もスーパーマンの構想をスタジオに提案しており、『スター・ウォーズ』のJ・J・エイブラムスもワーナーと面会したという。しかし両者が本当に関与するかは不明であり、またマイケルは多忙のため、スーパーマンの新作映画にすぐさま参加できる状況ではないともいわれている。
Source: MTV News