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トランスジェンダー公表のエリオット・ペイジに『X-MEN』共演のイアン・マッケランが支持「とても嬉しい気持ち」

Ian McKellen イアン・マッケラン
Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/Category:Ian_McKellen_in_2013#/media/File:Ian_McKellen_by_Gage_Skidmore.jpg

トランスジェンダーであることを公表した『JUNO/ジュノ』(2007)『インセプション』(2010)などで知られるエリオット・ペイジ(旧名:エレン・ペイジ)について、『X-MEN』シリーズで共演した俳優イアン・マッケランが支持するコメントを出している。その一方で、共演当時を振り返ったマッケランは「気づけなかった」と後悔していることもあるようだが、果たしてその真意とは…?

2020年12月、ペイジは自身のSNSを通じてトランスジェンダーであることを公表。これに伴い、名前をエレン・ペイジからエリオット・ペイジに改名した(代名詞は「彼:he/彼ら:they)。公表直後から、トランス・コミュニティやハリウッド業界など各界が、ペイジへの支持を表明するコメントを寄せていた。

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『X-MEN』シリーズでペイジと2度共演しているマッケランは、2006年公開の『ファイナル ディシジョン』撮影当時を英Attitudeのインタビューにて回顧。今でこそトランスジェンダーを公表したペイジとの当時の会話の中で、何やら思い返した出来事があったようだ。

マッケランが振り返ったのは、ペイジの話し方。「誰にも聞こえないような声で」話していたのだという。「私も聞き取れなかった」と語るマッケランは、ペイジに対して「もし大きな声で話せないのなら、話し終わったって分かるように手を下げてもらえますか?」と伝えたのだそう。この時の出来事を、ペイジの公表後に顧みたマッケランは、「彼らがコミュニケーションに苦労していたことに気づけなかった自分が残念です」と後悔を語った。

こう語るマッケラン自身、1988年にゲイであることを公表している。ペイジと同じくジェンダー・アイデンティティについて悩んだ時期を経ているからこそ、ペイジの気持ちに気づけなかったことを一層悔いているのかもしれない。なおマッケランは、ペイジの公表に「とても嬉しい気持ちです」とも語っている。「あれから数年後、彼らはカミングアウトして、話したいことは全て話せたでしょうから」。

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Source:Attitude

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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