【レポート】原宿「マーベル・オールスターズ」メガストアで『ブラック・ウィドウ』白スーツの実物登場 ─ 『エンドゲーム』3強揃う50万円スタチュー他、限定商品の宝庫

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)「フェーズ4」いよいよの開幕を記念して、原宿トイサピエンスでは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)、最新作『ブラック・ウィドウ』などの撮影で実際に使用された衣装&プロップ(小道具)や、マーベル作品に縁のある国内著名人がキャプテン・アメリカの1/1シールドにオリジナル・デザインを施したコラボレーション企画などを集約した体験型メガストア「マーベル・オールスターズ」が開催中だ。
2020年11月30日(月)から2021年1月31日(日)まで、期間限定で開かれるこのイベントをTHE RIVERは一足早く体験。本記事では「フェーズ4」開幕に先がけて、期待が一気に高まるような限定アイテムの数々や店内の模様をご紹介しよう。
『ブラック・ウィドウ』のアイテム、てんこ盛り
今回開催の「マーベル・オールスターズ」では、本来「フェーズ4」の先陣を切る作品として注目を浴びていた『ブラック・ウィドウ』のアイテムがずらりと店内に並んでいる。2021年4月の公開予定まで約半年。さらに公開が待ち遠しくなること間違いなしだ。
と、『ブラック・ウィドウ』関連を紹介する前に、店舗に入ってすぐに出迎えてくれるのは、なんとアイアンマンの1/6スケールフィギュアから解体された全パーツを並べたショーケース。あまりの異質さと存在感に、詳細をスタッフに尋ねたところ、「フィギュアを全て解体する人はめったにいないので、普段は見られない」のだとか。ということで、かなりの代物だ。
店内入り口、向かって右側には、巨大ロキと連結されたコスライダーがドンと構えている。これに始まり店内を反時計回りに1周、側面にはコスベイビーなどの小物グッズやぬいぐるみ、アパレル商品の数々がラインナップ。一度店に足を踏み入れれば、軽く1時間は滞在してしまうほど、豊富な取り揃えだ。
さっそくだが、最大の目玉をご紹介しよう。店に入って1番奥に並べられている、映画で使用されたコスチュームの実物展示だ。世界中でそのお披露目が待たれている『ブラック・ウィドウ』のコスチュームが、中でも目を引くことだろう。ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフの知られざる過去が明かされる同作で初披露となるホワイトスーツには、思わず息をもらすほどの感動を与えられる。
また、すでに公開されている予告編からもわかるように、壮大なスケールにて繰り広げられるであろうアクションシーンが注目の『ブラック・ウィドウ』。スーツの肩の部分には、歴戦の証とも言える戦いの際に付いた土泥も見られる。
その右隣には、2018年に逝去したマーベル生みの親スタン・リーが、2017年に『マイティ・ソー バトルロイヤル』にカメオ登場した時に着用したとされるコスチュームが重厚感を放つ。また、2020年8月に43歳の若さで他界したチャドウィック・ボーズマンが主演を務めた『ブラックパンサー』から、ティ・チャラの白装束やブラックパンサーのヘルメットなども静かに佇んでいる。ほか、ソーやワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチの衣装やロキの兜なども登場だ。
部屋に飾りたい『デッドプール』俺ちゃん・ハンド
初登場となるのが、ヒーローたちの「手」を等身大で再現したトイサピエンス・オリジナル商品「ヒロイック・ハンド」。手だけで魅せる新感覚のインテリアだ。アイアンマン/トニー・スタークやスパイダーマンのヒロイックハンドは安定してイカしたデザイン。また、ご機嫌そうに小指を立ててキャンディを持った『デッドプール』の俺ちゃん・ハンドなんかは、こぼれ落ちそうな飴を思わずペロッとすくってしまうかも…?それぞれ3種類の取り揃えとなっている。
個性たっぷりのキャプテン・アメリカ・シールド
目線を上げてみると、計8枚のキャプテン・アメリカ・シールドがギャラリーを囲んでいるのに気づくだろう。これは、マーベルが大好きな各界の著名人がそれぞれ自由にシールドをデザインしたコラボレーション企画。『アベンジャーズ』(2012)からブラック・ウィドウの吹替声優を務めてきた米倉涼子や『キャプテン・マーベル』(2019)でニック・フューリーの吹替を担当した竹中直人など、豪華著名人が参加した。
米倉がデザインしたシールドは、自身の演じるキャラクターにちなんで、黒と赤を基調に、ブラック・ウィドウの砂時計型のロゴマークにキャプテン・アメリカの星マークを重ねた粋なデザインに仕上がっている。タイトルは、「The shield of Captain America and Black Widow」。
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