『MEG ザ・モンスター』続編、監督にベン・ウィートリー ─ ジェイソン・ステイサムらも続投の見込み

2018年の大ヒット“サメ映画”、ジェイソン・ステイサム主演『MEG ザ・モンスター』の続編が本格始動だ。監督として、『ハイ・ライズ』(2015)や『フリー・ファイヤー』(2016)、Netflix『レベッカ』(2020)などのベン・ウィートリーが起用されたと米The Hollywood Reporterが伝えている。
太古の巨大ザメ“メガロドン”とジェイソン・ステイサムが大海原を舞台に決死のガチンコ対決を繰り広げる『MEG ザ・モンスター』続編企画は、2018年8月の米国・中国公開から2ヶ月余りが経過した2018年10月の時点から「極めて初期段階」として企画が水面下で動いていた。
アメリカと中国の共同製作で、主要キャストにリー・ビンビンら中国系俳優を起用し、舞台となる海洋研究所も中国・上海に存在する設定。巨大市場である中国でのヒットが大きく、『ジョーズ』(1975)の興行収入を超えてサメ映画の歴史を塗り替える記録を打ち立てた。
伝えられるところによると、ステイサムら1作目の面々の多くが復帰する見込み。脚本も1作目同様、ジョン・ホーバーとエリック・ホーバーが執筆しており、大ベテランのプロデューサー、ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラも続投するという。
2020年夏に爽快なヒットを飛ばした『MEG ザ・モンスター』。具体的な公開予定などは伝えられていないが、巨大ザメとのリベンジ・マッチに期待しておきたい。なおプロデューサーに参加しているベル・エイブリーは以前、続編について「海中版『ジュラシック・パーク』に」との構想を語っていた。