『ロボ・コップ』ピーター・ウェラー、 マーベル新アニメ「ムーンガール&デビルダイナソー」に参加 ─ ローレンス・フィッシュバーンから直オファー

マーベルの新作アニメ番組「ムーンガール&デビル・ダイナソー」で、オリジナル版『ロボ・コップ』シリーズの主演で知られるピーター・ウェラーが声優を務めていることが明らかとなった。
本アニメ企画は、2015年よりスタートした同名コミックを原作としたシリーズ。13歳の天才少女ルネラ・ラファイエット/ムーンガールと、現代のニューヨークに現れた赤い恐竜デビルダイナソーがタッグを組み、意志を通わせながら世界を守るために戦うというストーリーだ。
米オハイオ州クリーブランドで開催されたイベント「FAN EXPO Cleveland」にて米Comicook.comの取材に応えたウェラーが、「『ムーンガール&デビル・ダイナソー』という作品を完成させたところなんです」とコメントしたことで本企画への参加が明らかに。 「長年の友人であるローレンス・フィッシュバーンから電話があって、“この役を演じてくれないかな?声優の仕事なんだ。スターン博士役を演じてほしい。君のために書かれた役なんだ”と言われたんです」と、フィッシュバーンから直接オファーを受けたとも説明している。
ウェラー演じるスターン博士の詳細は不明。ウェラーは「2、3エピソードでスターン博士を演じている」とも明かし、「ピーター・ウェラーとイカルド・テンタクルズ(アニメ『スポンジ・ボブ』のキャラクター)を合わせたような」キャラクターだと表現。「子どもたちの前で尊大で傲慢、本質的にバカなキャラクターを演じるのが気に入りました」とも付け加えた。
声優陣にはウェラーほか、製作総指揮も兼任するローレンス・フィッシュバーン、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016‐)のマヤ・ホーク、マーベル映画『ブレイド』シリーズのウェズリー・スナイプス、ラッパーのメソッド・マン、『ドリーム・ガールズ』(2006)のジェニファー・ハドソン、『アベンジャーズ』シリーズのコビー・スマルダーズ、「ムーンナイト」(2022)のメイ・キャラマウィ、『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』(2017)のアリソン・ブリーらが参加する。
ここ近年のウェラーは、「HAWAII FIVE-O」(2010‐2020)や「ストレイン」(2014‐2016)などのドラマシリーズでエピソード監督を務めてカメラの裏側へ回ることが多くなっているが、アニメ「バットマン:ダークナイト リターンズ」シリーズではバットマンの声を務めている。
「ムーンガール&デビル・ダイナソー」は、米ディズニー・チャンネルにて2023年4月9日に先行放送。通常放送は4月22日にスタート。
Source:Comicook.com