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『ミッション:インポッシブル』最新作、ヘイリー・アトウェル演じる新キャラはイーサンに「引けを取らない存在」 ─ キトリッジの差し金説も

ヘイリー・アトウェル
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/19549755360/

『ミッション:インポッシブル』シリーズ第7作『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』では、トム・クルーズ扮するイーサン・ハントに「引けを取らない」キャラクターが登場するようだ。これを明かすのは、演じているヘイリー・アトウェル本人。撮影当時の過酷アクションを振り返った上で、謎に満ちたキャラクターのヒントを与えている。

『キャプテン・アメリカ』シリーズのペギー・カーター役で知られるアトウェルの『ミッション:インポッシブル』参戦が発表されたのは、2019年9月。役どころは定かでないものの、どうやらイーサン・ハントの新たなミッションに大きく絡んでくるキャラクターなようで、先日公開された特報映像でも多くのシーンでその姿が確認されていた。

2022年6月上旬に開催された米イベントAwesome Conに出演したアトウェルによると、彼女が演じているのは「グレイス」というキャラクターだという。「彼女は演じていて楽しかったです。やんちゃで、いたずら好き」とキャラクター説明を続けるアトウェルは、「(イーサンに)引けを取らない存在です」とまで話している。「コミカル要素もありますし、過去の『ミッション:インポッシブル』では見られなかったもので、また違うトーンがあるんです」。

また、スタントも多くこなしたというアトウェルは、「レースカーでドリフトのやり方を学びました。[中略]橋の上で後ろ宙返りをしたり、動く列車から後ろ向きに飛び降りたり、トム・クルーズに手錠を掛けながらハイヒールで丘を駆け上がったりもしました」と過酷な撮影時を振り返る。語られているスタントは、特報映像でも一部公開されているが、これをアトウェル本人が実際に行っていると思うと驚きだ。

「言えるのはそれだけです」としたアトウェルだが、気になる役回りについては依然として判然としない。その一方で、ヒントも上述のコメントで語られていた。キーワードは「手錠」。特報映像に映るイーサンとグレイスは、身体を密着させている場面が多く、手を繋いでいるようにも見えた。しかしよく見ると、2人は手ではなく、手錠で繋がれていたようだ。

ここから察するに、グレイスは一匹狼でミッションに挑むイーサンを追う側の人間なのではないか。本作では、かつてCIAに所属しIMFの監督官だったユージン・キトリッジが『ミッション:インポッシブル』(1996)から再登場。映像では、イーサンに何らかの選択を迫るキトリッジの姿があるが、これにイーサンは首を横に振っているようだ。可能性として、キトリッジの勧誘を断ったイーサンを追うために派遣されたのがグレイスということも考えられる。彼女の服装もフォーマルであることから、公的機関に属しているということも察される。

映画『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』は、2023年全国公開。

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Source: Awesome Con 2022

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。