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『ミッション:インポッシブル』成功の裏にジョージ・ルーカスの助言 ─ 「『スパイ大作戦』なんだから」

ジョージ・ルーカス
Photo by James Santelli/Neon Tommy https://www.flickr.com/photos/neontommy/6339542462

トム・クルーズ主演のスパイアクション映画『ミッション:インポッシブル』シリーズの第1作は、1996年の世界興収ランキングで第4位を獲得し、大健闘を見せた。今や世界的なフランチャイズに成長したが、第1作での成功には『スタ・ウォーズ』生みの親で知られるジョージ・ルーカスが一翼を担っていたようだ。メガホンを取ったブライアン・デ・パルマ監督が、あるシーンを巡ってルーカスから受けたという助言を明かしている。

『ミッション:インポッシブル』では、IMFの裏切り者として追われる身となったトム演じるイーサン・ハントが、身の潔白を証明するために真の裏切り者を探し出すミッションが描かれた。以降のシリーズでは、仲間を最小限に抑え、単独行動で任務に乗り出すイーサンの姿が印象的だが、第1作の冒頭ではイーサンが、IMFの諜報員たちとチームを組んでミッションに挑む姿もきちんと捉えられていた。

デ・パルマ監督によれば、第1作序盤で、イーサンの上司ジム・フェルプス(ジョン・ヴォイト)が、部下の諜報員たちに任務の指示を出すシーンは、ルーカスのアドバイスで再撮影されたものなのだという。米ポッドキャスト番組に出演したデ・パルマ監督は、第1作の試写会で、ルーカスと交わしたやり取りを思い返している。

「ジョージが『ミッション:インポッシブル』を観た時、彼は“ここには(任務までの)導入の設定が無いじゃないですか”と言ってきました。“ここに導入を作らないといけませんね。これから起こることへの指示を全員がテーブルを囲んで座って聞くシーンを作らなきゃ”って。」

当初、プラハでのこのシーンは含まれておらず、デ・パルマ監督は「最初は(ジョン・)ヴォイトが、あれこれあって(ヴォイトの)妻とトムに対して嫉妬して、それから最初のミッションに乗り出すはずだったんです」とオリジナルのアイデアを明かす。「それで映画を観たジョージが最初に言ったのが、“この登場人物たちは何してるの?これは『スパイ大作戦』なんだから、登場人物たちがチームになって何かをするはずでしょ。だから、全員をテーブルに集めて、彼らが何をするのかを伝えなくては”というようなことだったんです」。

「だからそうしたんです」と続けるデ・パルマ監督。その後、制作陣は再撮影を行い、今に知られるシーンが完成したということだ。ここで、『ミッション:インポッシブル』の大ファンであるインタビュアーが「クリスティン・スコット・トーマス(サラ役)はスケジュールの都合がつかなかったですか?(劇中では)彼女は1人だけ隅にいますけど」と尋ねると、「その通り、鋭いですね」とデ・パルマ監督。「映画の模範生ですね」と感心した様子で「彼女は来られませんでした」と明かした。

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Source: Light The Fuse Podcast

Writer

SAWADA
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。

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