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トム・クルーズもスタントで気絶 ─ 「脳が溶ける」「ストレスで吐きそう」と『ミッション:インポッシブル』新作監督

ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング
©2024 PARAMOUNT PICTURES.

トム・クルーズの超絶スパイ・アクション大作最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は、これまで観客の度肝を抜いてきたスタント・アクションの集大成となるようだが、どうやら想像以上のとんでもない光景が繰り広げられることになるようだ。英Empireでは、トム・クルーズとクリストファー・マッカリー監督が、天然パワーワードを連続させながら凄みを明かしている。

本作はティザー予告編が一つ公開されているだけで、その全貌はまだ見えない。現時点で注目したいのは、イーサン・ハント役のクルーズが身一つで複葉機にしがみつく危険アクションだ。このシーンでは、地上3,000メートル超を飛ぶ1930年式ボーイング・ステアマンの翼にクルーズが文字通り“乗る”。

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2015年の『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』以降、クルーズの命知らずスタントを冷や汗かきながら演出してきたマッカリー監督は、「脳みそが溶けるようなスタントが、この映画にはある」とのフレーズで紹介。「アフリカの撮影では、トムが撮影に出れば、過去の自分全てを超えるようなことをやってくるんです」と、予想を超えるスタントを言い表した。

一方、クルーズの方も必死だったようだ。「時速120〜130マイル(約193〜209キロ)のところから顔を出していると、酸素が吸えない。だから呼吸法を習得する必要がありました」。彼はサラリとこんなことを続けている。「気絶したことも何度かありましたよ。コックピットに戻れなくなってしまって」。

この新作では、空だけはなく水中での潜水アクションも登場。クルーズが命を懸ける撮影に、マッカリー監督の精神的疲労も極限状態を迎えた。「ストレスを考えると、本当に吐きそうになります。ヤバすぎる」と、哀れな監督はコメントしている。

脳は溶けるわ、吐きそうになるわ、『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』はかつてない映画体験になりそうだ。テスト試写に参加した関係者は、鑑賞後に「全編通して息が詰まりそうでした。心臓発作を起こしそうになりました」と話したという。

ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング
©2024 PARAMOUNT PICTURES.

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は2025年5月23日、日米同時公開。

Source:Empire

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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