トム・クルーズ撮影中に気絶した飛行機スタント映像『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』より公開

シリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』より、トム・クルーズが身一つで複葉機にしがみつく危険極まりない超絶スタント映像が公開された。
「8,000フィート(約2,400メートル)、風速140マイル(約225km/h)、CGなし」と題された動画では、トム・クルーズが1930年式ボーイング・ステアマンの翼にしがみついている。「3、2、1、ゴー」の号令と共にクルーズは翼にぶつかりに行き、翼を掴んで超暴風に耐える。さらに複葉機が曲芸飛行をすると、クルーズは重力と風に支配されながらも体勢を変え、翼の反対側にしがみついている。
腰部分には命綱が一本見えるが、もし握力が尽きれば身体は宙に投げ出され、翼に激突する危険も。命に関わる大事故も簡単に起こりうる撮影だ。
「身体的な苦痛は想像を絶する。トム本人が翼にしがみついている。視界は風で歪み、ほとんど呼吸もできない」とのナレーションが、その過酷さを物語る。実際、クルーズはこのシーンの撮影で「何度か気絶した」と明かしている。「時速120〜130マイル(約193〜209キロ)のところから顔を出していると、酸素が吸えない。だから呼吸法を習得する必要がありました」。
集大成となる『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は2025年5月23日の公開後、本国アメリカでシリーズ最大となる初週末1億ドル超の興収成績をあげる見込み。トム・クルーズはマッカリー監督やサイモン・ペッグら共演者と共に来日予定。5月6日に日本で大規模なプレミアイベントを開催する。
『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は2025年5月23日(金)に日米同時公開。
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