『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』監督、ヘンリー・カヴィルの『ジャスティス・リーグ』口髭問題は「どうしようもなかった」

『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』(2018年8月3日公開)のクリストファー・マッカリー監督が、同作に出演したヘンリー・カヴィルの「『ジャスティス・リーグ』口髭騒動」について真相の一片を明らかにした。
カヴィルは『フォールアウト』でCIAの敏腕エージェント、ウォーカー役を演じるために口髭を生やしていた。ところが、スーパーマン役で出演する『ジャスティス・リーグ』(2017)再撮影の日程がズレ込み、同作と時期が被ってしまった。そのため『ジャスティス・リーグ』再撮影パートにおいては、カヴィルは口髭を生やしたままスーパーマン役を演じ、後ほどCGで消去されたと報じられていたのだ。

これについて『ジャスティス・リーグ』のいちファンが、Twitter上で「『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』でヘンリーに口髭を剃らせなかったせいで、『ジャスティス・リーグ』のスーパーマンの見た目がおかしかった。誰のせい?監督か、トムか、それともパラマウントか?大金を使ってCGで口髭を消すより、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』で付け髭を使う方が簡単だったのではないか」とマッカリー監督に指摘。すると監督は、以下のように告白しているのである。
https://twitter.com/chrismcquarrie/status/1014391475386376193
「Empireのネタバレ有ポッドキャストでクリス・ヒューイット(※番組ホスト)と詳しくお話しする予定ですが、手短に答えましょう。僕たちの映画に悪い影響を与えることなく、『ジャスティス・リーグ』にあらゆる努力を注ぎ込んで便宜を図ったんです。どうしようもなかったんですよ。」
すなわち、『フォールアウト』配給・制作のパラマウント社が、『ジャスティス・リーグ』ワーナー・ブラザース側に「カヴィルの口髭を剃らないように」と要求した、といったような単純な話ではないようだ。近日配信予定、英Empireのポッドキャスト番組ではさらに詳細が明かされるとのことだが……。
映画『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は、2018年8月3日より日本公開。
Source: Christopher McQuarrie