Menu
(0)

Search

『ミッション:インポッシブル』トム・クルーズ叱責後、現場の雰囲気が悪化か ─ 「トムのエゴと大きく関係」と内通者が証言

Tom Cruise トム・クルーズ
Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Tom_Cruise_(48364143311).jpg

『ミッション:インポッシブル』シリーズ第7作で主演・製作を務めるトム・クルーズが、新型コロナウイルス感染予防対策のルールを破った撮影クルーを叱責したことが世界中で賛否両論を巻き起こした。以降、撮影現場の様子は定かでなかったが、米US Weekly誌が伝えたところによれば、トムの叱責行為後の雰囲気は悪化していたようだ。

2020年12月16日(現地時間)、英The Sunがソーシャル・ディスタンスの規則を守らなかった撮影クルーに、トムが激怒している音声データを公開。感情が高ぶり、不適切な言葉も交じったトムの怒声は世界中に広がり議論を呼んでいた。

それから1週間が経過した23日、US Weeklyが内通者から入手したという本作の撮影現場に関する情報を公開。トムの叱責行為後、現場の雰囲気にも変化があったようで、この原因が「トムのエゴがとても大きく関係していた」と伝えている。内通者は「善意はさておき…」とトムが取った行動に一定の理解を示しつつも、「彼はああいうやり方で怒鳴る必要は無かった」と同誌に語ったそうだ。撮影クルーは「薄氷を踏む思い」をしながら撮影に参加していたという。

The Sunは続報として、撮影に参加していた5人のクルーメンバーが、このトムによる叱責後に辞職したと伝えていた。詳しい経緯は不明だが、このことを踏まえると撮影現場にはかなり重い空気が流れていたのだろう。

一方、トムを擁護する声も上げられていた。12月21日、撮影に参加しているクルー・メンバーが、「『ミッション:インポッシブル』フランチャイズを撮影した全ての年で、トムが声を荒げるのを聞いた人はいない」「彼は皆が安全でいられるように注意していなければいけない」と明かしていたのだ。俳優・映画プロデューサーのジョージ・クルーニーも「もしかしたら過去にこういうことが10〜15回あったのかも」と察しながら、「彼の行動は大げさなものではない」と意見を述べていた。

このたびトムが取った叱責行為は、コロナ禍の影響で窮地に立たされたハリウッド業界での責任を一身に背負っているがゆえの行動であることは想像に難くない。とはいえ、なおも撮影関係者内で賛否両論が起こっているのが現状だ。既報によれば、撮影から離れ、休暇を取ったというトム。現在はどのような心境でいるのだろうか。

あわせて読みたい

Source: US Weekly,The Sun, Comicbook

Writer

アバター画像
SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。