『ミッション:インポッシブル』第8作、米公開が2025年5月へ大幅延期 ─ ストの影響大、タイトル変更の可能性も

トム・クルーズ主演、『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』の続編となるシリーズ第8作の米公開が2024年6月28日から2025年5月23日に延期されたことがわかった。また、タイトル変更の可能性も出てきている。
第8作は、ストライキ開始前の2023年6月時点で撮影が40%完了していたが、全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキにより一時中断となっていた。米Varietyによれば、長引くストライキにより、2024年夏の公開は間に合わないとの判断に至ったという。
また第8作には『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART TWO(原題)』というタイトルが付けられていたが、製作の米Paramountと米Skydanceは撤回を決定。『デッドレコニング PART ONE』の続編という立ち位置に変わりないという。
あわせて、『クワイエット・プレイス』(2018)の前日譚映画『A Quiet Place: Day One』の延期も発表されている。2024年3月8日に米公開予定だったが、同年6月28日に繰り下げられた。
2023年10月11日、SAG-AFTRAと全米映画テレビ製作者協会(AMPTP)の間で行われていた交渉は最終段階に入っていたところで決裂した。話し合いの再開は現地時間10月24日。『ミッション:インポッシブル』の延期発表に際し、Varietyは「俳優組合とスタジオが今後数週間以内に契約交渉を解決させなければ、多くの大規模作品も直面することになる運命である」との見解を示している。
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Source:Variety